2010年8月3日火曜日

Para Gershwin E Jobim / Mario Adnet


毎作、高水準の作品を作成するMario Adnetですが、本作品は最高傑作ではないかと思います。また、ボッサ、ジャズ・ボッサ、さらにはブラジル音楽最高の作品とも言ってしまっても良いくらいの傑作だと思います。優しさと愛情に溢れた楽曲が並びます。Adnetファミリー総出演のアットホーム感と、Romero Lubambo, Randy Breckerをはじめとする一流プレーヤーの高水準の演奏との相乗効果も得難いものと思います。Gershwinの"I got rhythm"はブラジルらしい粋なジャズ的演奏、"Love is here to stay"の愛らしいデュエットであります。ボサやショーロの定番曲"Desafinado", "Tico tico"の余裕かつ流石な仕上がりであります。

Mario


Jobimの"Wave"であります。最高にスムース&マイルドです。ギターとフルートはMoacir Santosのトリビュートと同じRicardo Silveira, Andrea Ernest Diasでしょうか?



Moacir Santosとの素晴らしいアルバムのあるMuiza AdnetのChico & Caetanoカバーです。


Jobimも好きだったらしい、独特の声質のMaucha Adnetのライブであります。素敵です。Jobim集も良いです。



Roberta Sáの歌ですが、ヴィオランはAntonia Adnetのようです。Antoniaのソロも素晴らしい作品でした。アルバムで聴けるヴォーカルも良いのです。

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