2010年8月25日水曜日

Dialetto Carioca / Guinga


ブラジル随一のエキセントリックな音楽を創るギタリストGuingaのアルバム。イタリアのEGEAレーベルからのリリースで、ブラジル人セットにお約束のイタリア人クラリネット奏者Gabriel Mirabassiが参加しております。ブラジル人セットの方にもクラリネットのPaulo Sergio Santosが参加しているという大盤振る舞いであります。トランペットもブラジル人のようですが、トランペットが入る曲などは何故かまぎれも無くEGEA的なサウンドに聴こえてきます。EGEA からはGabriel MirabassiとGuingaのデュエットアルバムもリリースされていますが、そちらも高水準のアルバムです。Guingaのメロディーの良さを堪能するならそちらのアルバムの方が良いかもしれません。冒頭の"Choro pro Zé"、続く"Valsa pra Leila"を始め美メロの連続であります。

Guinga


Gabriele MirabassiとMarcus Tardelliというギタリストの演奏です。曲はGuingaの"Choro pro Zé"です。このZéとは、Guingaのアルバムに多く参加しているサックス奏者のZé Nogueiraのことですよね。Gabriele Mirabassiの動きがなんか微妙な感じです。



上記のアルバムにも収録されている"Mingus Samba"のMarcus Tardelliというギタリストの演奏。アルバムのGuingaの演奏よりもかなりスピードアップしたスリリングな演奏です。

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