2010年8月18日水曜日

New Choros of Brazil / Paulo Bellinati & Harvey Wainapel


アメリカ人のクラリネット/サックス奏者Harvey Wainapelが、端正な演奏に定評のある名手Paulo Bellinati(ヴィオラン)とのデュオで製作したショーロ・アルバム。タイトルに"New Choro"とあるようにSérgio Santos(クラリネット奏者のPaulo Sérgio Santosではなく、ミナスのSérgio Santosの方だと思います)、Laércio de Freitas、Sérgio Assadなどの割と最近の作家の作品が収められています。Guinga作品のイントロに使われているJobimの"Falando de amor"以外はあまり耳になじみの無い曲ばかりで新鮮に聴けます。普段のソロ・アルバムで聴ける芸風とは違った感じのPaulo Bellinatiのショーロ風のバイショリーニョも良い感じです。

Harvey Wainapelの作品には他に"Amigos Brasileiros"というブラジル録音の作品もありますが、そちらは豪華ゲストによる素晴らしい作品であります。Uakutiのガラス・マリンバを使った曲とかも面白いです。

Paolo
Harvey



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