2010年2月24日水曜日

The Pound Road / Dessie O'Halloran


アイルランドの西、ゴールウェイの沖の島Inish Bofinのおじさんのアルバムです。Sharon Shannonのレーベルからのリリースであります。レゲエやらカントリーやら何でもゴチャ混ぜにしたSharonのサウンドが結集されたハッピーなアルバムです。Dessieのヴォーカルは、"I'll flay away"(O Brotherですね)の出だしの無伴奏部のグダグダの音程と言いイイ感じにヨレてます。「これでいいのだ」的快作です。

このおじさん、Sharonと一緒に来日したこともありますね。青山Cayでのライブを見たように思います。そのときもバーでかなり飲んで出来上った状態でステージに上がっていたように思います。関係ありませんが、葉加瀬太郎さんもそのライブを見に来ていたように記憶しています。アイルランド人のフィドラーはかなり名手と言われる人でも結構音程が悪い人もいたりしますね。そういう演奏って、クラッシクの人とかが聴くどう感じるのでしょうかね。アイリッシュのように、上手いことはあまり重要でない音楽も良いと思います。以前、ハワイ音楽の重鎮Keola Beamerも、ライブでハワイ音楽は上手いって事は重要じゃないんだよと言ってました。そう言って奥さんにウクレレの弾き語りをさせてたりしてましたね。

Sharon Shannon, Dessie O'Halloran, Damien Dempsey & Mundy


本作や、Sharonの"The Diamond Mountain sessions"に収録のDessieの十八番、"Say you love me"のビデオをリンクしておきます。

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