2011年11月20日日曜日

Piano Portraits / Phineas Newborn Jr.


東芝999円シリーズの第4弾の中の一作。このシリーズ、1枚あたりの価格は安くて良いのですが、大量にリリースされるし、初CD化や、意外な企画盤、気になるアーティストが参加した作品などがあったりして散財の元になっております。本作は、私の好きなピアニスト、Phineas Newbornの初期、ルーレット・レーベルの作品、帯にある「傑作」という程ではありませんが、傑作"A world of piano"に至るステップとして、中々の出来のアルバムであります。ちなみに、この第4弾の中では、フィリピン系アメリカ人のVi Velascoの"Singing the bossa nova"がお勧めです。サックスにアンサンブルに定評のあるZoot Simsが入っているためか、非常に良く出来た、お洒落なジャズ・ボッサ・アルバムです。アイデア、選曲も良く、M1のGershwinの"I got rhythm"のカバーから最高であります。

Phineas Newborn Jr.

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