2010年12月24日金曜日

A Creole Christmas / Various


ルイジアナ, ニューオリンズのアーティストによるクリスマス・ソング集。お祭り好きな土地柄かクリスマス・アルバムが沢山あるようです。私も何枚か持っていますが、このアルバムが一番のお気に入りです。中でもAaron Nevilleの"The Christmas Song (Chestnuts Roasting On An Open Fire)"とIrma Thomasの"O Holy Night"が最高です。The Dixie Cupsの"Let it snow"やAlen Toussaintの"White Christmas"も良いですね。Johnny Vidacovichの独特のドラミングも活躍するのも楽しいです。



Aaronのクリスマス・ソングはかなり沢山あります。"The Christmas Song"もいくつかのバージョンがあるようですが、上記のアルバムのものが一番気に入っています。また、"The Christmas Song"は、本家のNet King Coleをはじめ、Natalie Cole、竹内まりあ、Linda Ronstadtなどなど多くの人のバージョンがありますが、それらの中でも、このアルバムのAaronのものが最高のように思います。

2010年12月23日木曜日

If I Should Fall From Grace With God / The Pogues


故Kirsty MacCollとのデュエットによる名曲"Fairytale Of New York"を含むアルバム。すでにクリスマス・ソングの定番曲のひとつでしょう。先月のET2010のセミナー会場の休み時間に流れていたりするくらいですから。

The Pogues


Kirsty MacCollってアイルランド人ではありませんが、赤毛っぽい髪と言い、非常にアイルランドっぽい感じがする人です。DVDにもなっているライブからの映像です。終わりの方で、二人が抱き合う時の不器用な感じが、Shaneらしくて良いです。



Beautiful Star: A Christmas Collection / Rhonda Vincent


最近ではブルーグラス界の女王という感じのRhondaのクリスマス・アルバム。"Jingle Bells"がベスト・トラックでしょうか。キッズの歌入りという決め手もありますし。

Rhonda Vincent Beautiful Star - A Christmas Collection - Rhonda Vincent

2010年12月21日火曜日

No Tom da Mangueira / Various


クリスマス・アルバムではありません。Mangeira(リオのサンバ・チーム)の財政難を援助するためのチャリティー・アルバムだったそうです。



一曲だけが収録されているクリスマス・ソングが、このSandra de SáとRafael Rabelloの"Os Meninos da Mangueira"、「マンゲイラの子供たちはクリスマスにパンデイロとクイーカをもらう」っていう曲です。ガイタ奏者でサンバの最も著名なプロデューサRildo Horaと音楽評論家のSérgio Cabralの詩情溢れる名曲です。



曲中に出てくるMangueiraのVIPたちが出てくる映像です。もう一度マンゲイラに行きたくなります。



"Velha Guarda da Mangueira convidados espaciais"というCD/DVDではLenineが歌っている曲です。

2010年12月19日日曜日

Have Yourself A Merry Little Christmas / Suzy Bogguss


シーズンなのでクリスマス・アルバムをと言うことで、カントリー・シンガーのSuzy Boggussさんのアルバム。彼女のアコースティック・スウィングのアルバムも愛聴していますが、本作、特にことタイトル曲はクリスマス・ソング・カバーの中でもお気に入りのトラックです。

Suzy Bogguss Have Yourself a Merry Little Christmas - Suzy Bogguss
 

デュオ・アルバムもリリースしているChet Atkinsとの親密な雰囲気で和めるライブ映像です。

2010年12月15日水曜日

Colours / Claudine Longet


前作"Love is blue"迄は、Sergio Mendes的ボサノバが2曲くらい収録されていましたが、本作はボサノバ無しの全編ソフトロック的なアルバムです。前作と同じTommy Lipuma製作による4枚目のアルバムであり、A&Mレーベル的なサウンドという意味では以前から変化の無い堅実な内容です。

Claudine Longet


本作収録のJini Mitchel作品のカバー。Claudineにしてはクリアーに歌われているですが良いと思います。



本家の説得力は凄みがあります。



セカンド・アルバムのタイトル曲のBacharachナンバー。元夫のAndy Williamsとの画像です。Claudineはその後、殺人の容疑にもなった銃事故で愛人を亡くすという映画のような波乱の人生を送ることになります(by Wikipedia)。

2010年12月14日火曜日

Voice of Ooparts / EPO


EPOさんの初期の作品はリアルタイムに愛聴していましたが、その後は暫く聴かなくなっていました。この時期"Wica"、"Uva"と本作は発売後暫く経って知人から教えられ、その素晴らしさに感動したものです。この時期は、ショーロクラブ的な和なテイストが上手く取り入れられた内省的で独自の音楽が創られています。最近ではポップな作品とも自在に使い分けた作品をリリースしていますが、最新作の"Aqua Nome"は本作に近い感触の素晴らしいものでした。江藤有希さんのヴァイオリンも活躍してますし。また、ショーロクラブの笹子さんのソロ作でも良い仕事をしています。

EPO


本作収録のMilton NascimentoのTravessia、CDと同じショーロクラブなライブ映像です。詩も良いです。詩人です。



元祖、Miltonのバージョン。キーボードはWagner Tisoでしょうか、プログレっぽくてかなりキテます。この人の演奏はハマると相当良いんですよね。



Milton Nascimento作品の重要な表現者でもあるElisの歌唱。Miltonの曲はElisの憑依型の表現にハマるのです。



小野リサさんのTravessiaの演奏。静かなバージョンでも良い曲です。

2010年12月12日日曜日

Clara Nunes / Clara Nunes


JohnのImagineと同じ1971年のアルバム。大西洋の反対側ではこんな音楽が生まれていたのですね。まだ、Claraらしさが完全に確立してはいない時代ですが、代表曲のひとつにも挙げられる"Ê Baiana"が収録されています。他にも北東部音楽に要素のある曲が数曲含まれています。

Clara Nunes




最近のBethのバイーアの曲を歌うという企画の画像のようです。さすがのグルーブ感です。



Ivete SangaloとVanessa da Mattaの画像。バイーアのカーニバルでしょうか?Vanessa da Mattaが結構Claraっぽいのが以外でした。IveteのSamba no Péがちょっと微妙です。

2010年12月8日水曜日

Imagine / John Lennon


最近、北朝鮮情勢のせいか大和市上空は早朝に米軍機が飛ぶようになりました。本日12月8日はJohnの命日であります。平和のことを考えるより音楽のことを考えましょう。イヌ派かネコ派と同じようにPaul派かJohn派かって話題がありますが、私はJohn派であります。今も玄関にJohnが自由の女神の前でピースマークしているフレームが置いてあります。で、このアルバムは中学生の頃に擦り切れるまで聴きました。メッセージはともかく声が良く出ていて気持が良いですね。

John Lennon



2010年12月6日月曜日

See You On The Moon / Tift Marritt


前作の"Another Country"最近のアメリカ音楽の中では、Meg Bairdの"Dear Companion"と並んで最もハマったアルバムでした。結構、エレキギターが使われているのに妙にアコースティックな感じと逆光のアートワークのイメージ通りの淡い感じがとても良いのでしたが、今年リリースされた本作はダークサイドな感じではありますが、中々な佳作です。一作毎に違った作風の作品に仕上げるところも音楽性の高さが伺えます。今後の活動にも期待したいアーティストです。

Tift Merritt


本作の収録曲のライブバージョンです。このギターは愛用のものらしく他の画像にも多数登場します。



アルバム"Another Country"収録曲のPVです。


2010年12月5日日曜日

ゴルドベルク変奏曲 / 曽根麻矢子


本日久しぶりにラグビーの早明戦に行って来ました。今シーズンは帝京戦に続き2回目観戦でした。明治は過信があってか今ひとつでした。攻撃は早稲田の浅めのラインディフェンスを処理しきれませんでした。モールよりもう少しサイドアタックを使っても良かった気がしました。なんと言っても早稲田の左ウイングにかなりやられてしまいました。選手権に向けて立て直して欲しいものです。

近年Avexに所属している曽根さんですが、本アルバムは10年くらい前のアルバムです。クラッシックや、ましてはバロックなどは滅多に聴かないのですが、このアルバムだけは随分前から時々聴いています。ライナーにあるようにフランスの教会で録音されたもので、録音に苦労したことが記されいますが、不思議と落ち着いた静謐な空気感があります。何か奇跡的な感じさえする雰囲気を感じる録音です。

曽根麻矢子


題名のない音楽界の映像らしいです。曽根さんの演奏は、清楚というか、爽やかな感じがあって良いものです。

Teaser / Tommy Bolin


夭折したアメリカ人ギタリストのリーダー作。Ritchie Blackmoreの後任としてDeep Purpleで弾いていた人です。70年代のブリティッシュなロックが行き詰って、80年代のアメリカが隆盛を迎えることを考えるとDeep Purpleのマネージメントは中々戦略的だったのかもしれません。が、ボーカルの替えなきゃダメだったのか、その作戦はイマイチだったのでした。Olivia Newton Johnとかイギリス人なのにアメリカ人のようにしか思われていない人もいるので不思議なものです。私的に早死にした人に思い入れがあるのかも知れませんが、Tommy Bolinのリーダー作は、アメリカンなロックとして相当に良いものです。ボッサかラテンか良く分からん曲とかもあったりしてね。とにかくフリーウェイを車で飛ばしますって感じが、戦車かって感じの"Highway Start"なんかよりも軽快でイイ感じです。ボーカルも味があって良いんです。

Tommy Bolin

2010年12月2日木曜日

The Diamond Mountain Sessions / Sharon Shannon


Sharonが最初にリリースしたボーカル入りのアルバム。音楽の楽しさを最も体現している人だと思います。SharonやMaryの音を聴くだけでハッピーな気分になれます。Sharonのアルバムでは、ファーストと"Live in Galway"とこのアルバムが好きです。

Sharon Shannon


アルバム収録のSteve Earleをフィーチャーした曲。



同じくアルバム収録の曲で、沿岸の島からGalwayのパブに歌いにくるおっさんをフィーチャーした曲。来日したときもかなり酔っ払ってました。



上と同じライブのビデオ。4フィドルがカッコ良いです。以前の来日公演でLiz & Yvonne KaneとMary、Sharonの4フィドルもカッコ良かった思い出があります。



MaryのマンドリンとJim Murrayのギターという最小セットのライブ。Maryのリーダー・アルバムも期待したいです。Bumblebeesもアルバムが出ないですし。

2010年11月30日火曜日

愛の秘密 / 寺尾紗穂


荒井由美の"ひこうき雲"の再来のような愛すべきアルバム。サウンドもティンパンアレイ的、楽曲も素晴らしいものです。寺尾さんの歌も真摯で心に響きます。タワレコでのこのアルバムのレコ発を見させて頂いたのですが少し猫背でピアノを弾きながら、あまり器用そうでない素朴な歌う風情にも感銘を受けました。今後も地味にがんばって欲しいです。

寺尾紗穂


本当に良いのでぜひ聴いてみてください。



毎週プリキュア~題名を見ている私には日曜日の声でもあります。

2010年11月28日日曜日

Caldeira / Valérie Leulliot


Autour De Lucieのボーカリストのソロアルバム。アコースティック・ギターやピアノをベースに微妙なエレクトリックを配した何気ないアレンジが新鮮であります。Autour De Lucieのアルバムよりメロディが際立った感じもします。近年購入したフレンチ・ポップの中でも屈指の一枚。

Valérie Leulliot



2010年11月25日木曜日

It mght as well be spring / Sylvia Telles


Sylviaの歌は、Nara LeãoやAstrud Gilbertoなどのような線の細い日本人のボサノバのステレオタイプ的な歌ではありませんが、非常に感じの良い歌を歌う人であります。ある意味ボサノバのスピリットを強く感じる人でありまが、本作はSylviaの最高傑作ではないかと思っています。アメリカ録音で、アメリカKappレーベルに遺された2作のうちの一作ですが、ブラジルではElencoからリリースされていました。アメリカ盤ではMarcos Valle作品の"The face I love"がアルバムタイトルとなっていましたが、ブラジル盤では同名タイトルのものと上掲のものとがあるようです。Elenco盤の"The face I love"のアートワークは最近のBlanco y Negroからリリースされているベスト盤"The voice I love"に使われているものと同じだと思います。上掲のアルバムとアメリカ盤では同じ曲目が収録されていますが、曲順が異なります。私は断然ブラジル盤の曲順の方が良いと思います。タイトルとアートワークもこちらが気に入っています。タイトル曲の他、"Pardon my English"や"Baubles, Bangles and Beads"など、アートワークのイメージ通りとてもキュートです。

Sylvia Telles



Sylviaの娘、Claudiaの歌です。Dindiは母のニックネーム、Elencoレーベルのオーナーでありプロデューサであった夫のAloysio de Oliveiraが作詞、Jobimが作曲した作品です。

2010年11月23日火曜日

Nos Horizontes do Mundo / Leila Pinheiro


私がブラジル音楽に入り始めたころ"Alma"というボレロっぽい曲から始まるアルバムが出た頃で、比較的最近まで私的に普通の歌手とい位置づけでしたが、MenescalとのアルバムやVelha Guarda de Mangueiraのビデオなどのピアノ弾語りを見てこの人のミュージシャンシップが判って来たような気がします。それから"Isso e Bossa Nova"や"Coiscas do Brasil"などのアルバムの良さが判ってきました。それらのアルバムはかなり派手な選曲のアルバムですが、本アルバムは、タイトル曲のPaulinho作品も含めアルバム全般が渋いけれど味わい深いアルバムであります。

Leila Pinheiro




Gudinの名曲"Verde"のピアノ弾語りのです。

2010年11月22日月曜日

Maria Rita / Maria Rita


まさにElisの生き写しという感じの歌いぶりが感動的です。バンドもCésar Camargo Marianoのバンドの生き写しの様でもあります。Tiago Costaのピアノが光っています。

Maria Rita


このファースト・アルバムからのビデオです。ElisのDNAを感じる素晴らしいパフォーマンスです。




昨日のXangosのライブで、中西さんと尾花さんがギターデュオで演奏していたCesar Camargo Marianoの曲です。ギタリストHélio Delmiroのデュオによる名作"Samambaia"のラストには娘の名を冠した美しいスロー・ワルツが収録されています。


2010年11月20日土曜日

Charlotte For Ever / Charlotte Gainsbourg


最近、BeckとのアルバムをリリースしたClarlotteのファースト・アルバム。Serge Gainsbourgの趣味のアルバムなのでしょう。娘にこんなのをやらせるって思考がエライと言えるでしょう。雰囲気先行のものが多いフレンチ・ポップ中でも最も過激な作品です。

Charlotte Gainsbourg




"Lolita go home" Jane Birkinとのデュエット。ショートも似合いますね。母のノーメイクな感じも良いのではないでしょうか。



最近は、こんな感じなんですね。バンドもファッショナブルです。

2010年11月19日金曜日

BEST / 山根麻衣


日本のAORとして聴いていました。1980年代くらいのことでした。"Sorry"というアルバムを良く聴いていました。山下達郎さんの"Ride on time"の頃でした。私としては珍しい歌い上げタイプの人です。ハスキーな感じも意外と好きです。鈴木茂さん他、サウンドもかっこ良いです。

山根麻衣


アニメ系ミュージシャンの菅野よう子さんのバンドでシャウトしてる画です。

2010年11月18日木曜日

元気です。 / よしだたくろう


ヒット曲"旅の宿"を含む1972年のアルバム。ブルーグラスやルーツロックなどのアメリカ音楽を経験してからこのアルバムを聴くと、アメリカ音楽と和なテイストが絶妙にブレンドされた傑作だと思います。アメリカ音楽の融合という点では、高田渡さんの諸作も同様ですが、本作の和洋折衷の妙は特別な感じがします。

吉田拓郎




Dylanのようにテレキャスを提げたステージです。

2010年11月15日月曜日

Simone / Simone


Simoneソロ・デビュー作。サンバ・ファンには、União da Ilhaのサンバエンヘード"O amanhã"などサンバ歌手としても知られています。バイーア出身ということですが、初期はミナス寄りの音楽をやっていました。本作もLôの"Todo que você podia ser"やJoyceの"Encontro marcado"などが収録されております。独特の暗さのある歌がミナス風のサウンドにはまっています。所有している他のCDでも"Gotas D'Água"などミナス音楽のアルバムの中でも屈指の作品と思います。MiltonのCigarraは代表的な作品のようです。少し前に発売されたボックスセットには"O canto da cigarra"というタイトルがつけられていました。

Simone


SimoneのPVとMilton&Simoneのデュエットのビデオ。



藤沢のホーダ・ジ・ショーロなどでご一緒させていただいている7弦の尾花さんが参加しているバンドXangosのビデオ。少し前の映像ですがYouTubeにある中では一番音が良いものをリンクしました。私のお気に入りのバンドです。中西さんのワウペダルのエレキもキレてるし、前川さんの歌の何か降臨してきてるような感じが最高です。次の日曜日、渋谷Barquinhoのライブは観に行く予定です。本家以上にインパクトがあるように思います。

2010年11月14日日曜日

ROMANTIQUE / 大貫妙子


大貫妙子さんの4作目、RCAからのアルバムとしては2作目のアルバムです。Sugar Babeを踏襲したアメリカ音楽路線から転換する兆しの見える作品。ボサノバっぽいM5とか一部サンバっぽいM7など、後のフランス風路線に繋がるテーマや作風が見られます。アレンジは坂本龍一さんと加藤和彦さんとが約半分づつ、M1の教授のテクノアレンジ以外は、普通な感じです。Sugar Babe時代のセルフカバー"蜃気楼の街"は、ボッサ風のアレンジも中々良いし、大貫さんの歌もボッサ的かつフレンチポップ的で最高にハマっています。

Taeko Onuki


私的にはこの時期の大貫さんのアルバムの中では一番好きな"Cliche"からの作品。矢野顕子さんと槇原敬之さんとのコラボ。ミュージック・フェアの映像のようです。



アルバム"Mignonne"収録の名曲"横画"の演奏。再び矢野顕子さんのピアノをバックにしたものです。



Sugar Babeの傑作ポップチューンをバラード風にした演奏。同じく矢野顕子さんのピアノをバックにしたものです。

2010年11月11日木曜日

Tant De Belles Choses / Françoise Hardy


フランスの歌手というと、Jane BirkinやLioなど、歳を取ってから、若い頃と違った味わい深い作品を発表する人が多くいますが、本作はそんな好例のひとつ、Françoise Hardyの2004年の作品です。1960年代にフレンチポップのステレオタイプとも言えるアンニュイなイメージを確立した方ですが、2000年台になってから復活。サウンドは今風のオルタナ・フォーク風のサウンドですが、年齢を重ねた枯れた歌唱から長い年月の物語を感じさせるような気がします。

Françoise Hardy


初期の代表作、"Comment Te Dire Adieu(邦題:さよならを教えて)"のビデオ。改めて聴くと、管楽器の使い方などアレンジも秀逸です。



本アルバムのタイトル曲のビデオ。良い雰囲気であります。

2010年11月10日水曜日

Who is this bitch, anyway? / Marlena Shaw


Marlena Shawさんの代表作と言われているアルバム。ソウルともジャズともジャンル分けの難しい歌手ですが、本作は最強のソウルアルバムであります。そのものが音楽的でもある長い会話から曲につながって行くカッコ良い出だしから黒っぽさ120%の歌唱が圧巻です。サウンドのグルーヴィーかつスタイリッシュで最高です。特にLarry Nashという人のフェンダー・ローズを中心とするキーボード・ワークは最高です。"Feel like making love"の抑え気味ながら徐々にホットになって行く感じなんて何度聴いても感極まります。

Marlena Shaw