2010年11月8日月曜日

Marina De La Riva / Marina De La Riva


キューバ系ブラジル人という最高の血統を持つ若手女性歌手の2~3年前の作品。音楽的にもキューバ音楽とブラジル音楽が、そのどちらか寄りだったり、適度にブレンドされていたりとレンジの広さというか懐の深さが伺えます。私的には、アルバムのM2のダンソンにやられました。この1曲だけでも十分価値のあるアルバムだと思います。個人的な趣味ですが、この曲ができるのであれば、ダンソンとかチャランゴだけとかっていう懐古趣味なのも良いかと思ったりします。Gloria Estefan位でないとそういう極端な企画は成立しないかもしれませんが。今後の作品にも期待したいです。

Marina de la Riva


ビデオはあまり質の良いものがありませんでしたが、いくつかリンクしておきます。まずは、ソンっぽい感じの曲、



それから、キューバの子守唄、Francesca Ancarolaさんというチリ人の歌手がCarlos Aguireのピアノをバックに歌う子守唄集にも収録されている曲です。YouTubeで見つけたビデオの中では一番の出来です。



それから、Dona Ivone Laraの超定番サンバ。あまりに定番すぎて少しキャリアのある人は恥ずかしい気がするくらいの曲ですが、アルバムでは中々のアレンジで納得できる感じになっています。



Carmen Mirandaのレパートリー。アルバムではカバキーニョによるトレス風のソロが入ったりしてお洒落です。

0 件のコメント: