"Plays The Theme From The V.I,P.s"ほどではないですが、Bill Evansの迷作(誤変換ではありません)のひとつだと思います。トリオを主に、その他にもソロ、コンボなど種々の傑作を残しているEvansですが、本作のようなイージー・リスニング的なアルバムはあまり人気も評価も高くないように思います。本作はJobimの"Wave"や"Tide"と同じClaus Ogermanのオーケストレーションによる作品であります。Evans作品という先入観なしで、"Wave"や"Tide"を聴くように思えば中々良いアルバムではないかと思います。ゆとりがある時向きではありますが。
Tamba TrioのLuis Eçaの名曲"Dolphin"のEvansによる名演というか、この曲の演奏と言えばこのEvansのものが良いと思います。良い感じにバランソが出ているのも流石です。収録アルバムの"From Left To Right"の多少ストリングスが入っていますが私的に好きなアルバムの一枚です。
John McLaughlinのバージョンも中々良いです。
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