2011年7月2日土曜日

Vida / Chico Buarque


1980年のアルバム。Clara Nunusの代表曲のひとつ"Morena De Angola"、Jobimとの共作"Eu Te Amo"、大作"Fantasia"、キャッチーな"Bye Bye Brasil"などを収録の佳作です。サウンドの流行が変わっても楽曲の水準の高さを維持し続けるのも流石です。アルバムの大半で聴かれるFrancis Himeのピアノが格調高さを醸し出していると思います。

Chico Buarque


ChicoはJobimとの共作で数々の名曲を作っていますが、"Retrato em branco e preto"などと比べ、知名度は低い本作ですが、かなり良い曲であります。下のビデオはアルバムと同様、Telma Costaという歌手とのデュエットです。ビデオでは高音すぎてか少し厳しい感じですが、アルバムでは柔らかく歌っていてかなり良い感じです。ビデオのピアノはJobimですが、アルバムはFrancis Himeです。



Godinらしいヴィオランを弾いている比較的最近のライブ。このタイトルを聞くと、最近では"Desert flower"という映画を思い出したりします。映画はアンゴラでなくソマリアですが、



Claraのかなり昔のテレビ番組らしい映像。松阪慶子さんが司会をしていたNHKの番組でもこの曲を歌っていたような気がします。松坂慶子さんやカトリーヌ・ドヌーヴの最近の立ち位置って結構好きです。



Claraの死後に製作されたオーバーダビングのデュエット集"Com vida"の1曲目はChicoとの"Morena De Angola"でした。それに映像を付けたのもです。かなり良く出来ています。

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