2011年7月3日日曜日

I'm The One / Annette Peacock


Annette Peacockのファースト・アルバム。数日前にネットで購入したばかりのCDです。以前にCD化されていたかは定かではありませんが、サインとシリアル・ナンバー入りの自主版として最近再発されたようです。日本盤もリリースされていた傑作、"X-Dreams"をさらに上回った超傑作です。才能の瑞々しさと気迫が溢れている感じがしています。Annetteの作品はロック的なものからアヴァンギャルドやアブストラクトなものまで幅広いですが、本アルバムは"X-Dreams"的なロックに、英ジャス・ロックやKing Crimsonの"Lizard"的なブラスなども入ったアルバム自体が振幅が広いものになっております。レゲエやブラジル風などまで完璧に昇華されています。Airto MoreiraとDon Um Romaoも参加しています。やはり全く楽器のような自由度の高いボイス・パフォーマンスは最高です。日本盤がリリースされていたもう一枚、"Perfect Release"もMax Middletonのキーボードが堪能できる傑作です。

Annette Peacock


Bill Brufordのファーストアルバム時のライブ映像。エレピにDave Stewart、ギターにAllan Holdsworthという無敵の布陣です。Holdsworthのギターは、ピッキングしてないようなのに音数が凄いです。Stewartのエレピのセンスは最高です。



終盤の盛り上がりは、英ロックならでは、Crimsonの"Starless"、Hatfieldの"Mumps"などに通じるカタルシル的な感じであります。

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