2010年4月4日日曜日

The Rotters' Club / Hatfield and the North


Virginレーベル初期の名盤にして、ジャズ・ロックの超々々傑作です。私の長いリスナー歴の中でも屈指の、いわゆる歴史的作品でしょうか。Dave Stewartの超ハイセンスなキーボード、Rechard Sinclarの英国らしいスノッブなヴォーカル、Pip Pyleの軽快なドラムさばき、Phil Millerの癖になるウネウネしたフレージングのギター、さらにBarbara Gaskin, Amanda Persons, Ann Rosenthalのこれまた英国らしいコーラス、Jimmy Hastingsの煌めく様なフルートと奇跡のアンサンブルであります。20分を超える大作、"Munps"の曲構成もプログレ史上の金字塔的作品であります。クリムゾンの"Red"が暗とすれば、この曲は陽の傑作とも言いえるのではないでしょうか。

Hatfield and the North


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