2011年4月14日木曜日

Corta Jaca / Corta Jaca


"Corta Jaca"はショーロ初期の女性作曲家Chiquinha Gonzagaの有名曲のひとつですがそれと同じグループ名。なので他にも同名のショーロ・グループがあるようです。本アルバムはブラジル、ミナス・ジェライス州のグループのアルバムです。7弦、カバッコ、パンデイロ、フルート、クラリネット/クラロン(バス・クラ)、ファゴットという編成、うち、パンデイロ、クラリネット、ファゴットが女子です。ファゴットが入っているっていうところが特徴です。ファゴットの音色がとても好きなのもあって、ショーロのアルバムの中で最も好きなアルバムです。ファゴットとクラリネットの組み合わせも絶妙、その音色のせいもあってホノボノ感があって非常に良い感じです。プロデュースはMauricio CarrilhoとQuarteto MaoganiのPaulo Aragão、Mauricioは演奏でも参加しています。フルートの替わりにオーボエが入ればさらにホノボノ感がアップする気もします。誰か実現していませんでしょうか?



Beto Guedesの父もクラリネット奏者だったらしいですが、ミナスにもショーロの伝統があるようです。このドキュメンタリー映像もミナスらしいセンチメントを感じる素晴らしい演奏を聴くことが出来ます。

0 件のコメント: