2011年4月24日日曜日

The Cape Verdean Blues / The Horace Silver Quintet Plus J.J. Johnson


Horace Silverはファンキー・ジャズと呼ばれるポップでキャッチーなジャズを沢山作曲したピアニストです。私的にはサックスのHank Mobleyと共にブルーノートの中で特に好きなアーティストの一人であります。1960年代には"Song for my father"という名曲を含む同名のアルバムをリリースしております。そのアルバムのジャケットに葉巻をくわえた写真に写っているのは実際に父親と言われています。本作はその2年後のアルバムですが、同様に父親に関連した題材にしたもので、父の出身地ポルトガル領カポ・ベルデをテーマにしています。このアルバム製作の前にブラジルを訪れたことも影響してかラテン・フレーヴァーも加わったファンキーな曲が収録されています。"Bonita"というタイトルの曲も収録されていますがJobim作では無く自作曲であります。前半はJoe Hendersonのサックスに、トランペットを加えたクインテット、後半(LPのB面は)J.J. Johnsonのトロンボーンを加えたセクステットの演奏です。

Horace Silver
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"Song for my father"の演奏。'88年とかなり新しい演奏です。

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