Getz Gilbertoの約10年前、スウェーデンのリズム隊をバックにしたストックホルムでの録音。なんともリラックスした演奏で気持ちの良いアルバムであります。Getzのプレイは実に滑らかなフレージングでもあり、バラードも渋くて良いし、ミディアム・テンポの曲も力が抜けていて最高です。既に禅の境地に達しているような感じもしたりします。Getz Gilbertoの頃の方がキャバレー・トーンっぽい感じもするので、このアルバムの演奏の方が新鮮な感じがします。リズム隊も控えめでツボを抑えた演奏で最高です。
Coltraneを軽く受け流しているかのような余裕の演奏でしょうか。
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