2010年10月17日日曜日

Rojo / Carlos Aguirre Grupo


昨日はCarlos Aguirreさんのライブに行ってまいりました。ソロピアノ、ピアノ弾き語り、ギター弾き語りによる充実のライプでした。Carlos Aguirre Grupoに収録されている作品もソロでの演奏によると違った美しさがありました。Aguirreさんは、Michael Jacksonのように優しく話す非常に誠実そうな方でした。ジョークなしの故郷や愛にについての真面目なMCでありました。なんと3回もアンコールに応えてくれるというサービスぶりでした。アンコール一回目はバンドネオンの北村聡さん、ボーカルの松田美緒さんとの演奏でした。松田美緒さんのコーラスでのピアノ版"Los tres deseos de siempre"は素晴らしかったです。サイン会も行われ"Crema"を購入してサインした頂きました。サイン会も一人ひとり丁寧に時間をかけていましたので終わるまでにかなり時間が掛かってしまうのではと心配する程でした。



本作、通称"Rojo"はGurupoのセカンドアルバムで、ファーストの"Crema"同様に完成度の高いアルバムです。ライブでギターの弾き語りで演奏されたM1(Aca Seca Trioのセカンドにも収録している)を始め穏やかで美しい楽曲が揃っております。"Crema"に比べてギターの比率が高めですが、繊細なアンサンブルは同様に素晴らしいものです。下のビデオは、アルバムに収録されているウルグアイフォルクローレの定番曲"Zamba pro vos"の演奏、ワークショップの会場のような感じです。



また、Los ChalchalerosとMercedes Sosaによる演奏もリンクします。歌詞を見ながら歌っているのにも関わらずMercedes Sosaの歌は感動的です。数年前に予定されていた来日公演がキャンセルたのは残念でした。

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