2011年11月13日日曜日

Trilhas Brasileiras / Alberto Rosenblit


ブラジル人ピアニストのソロ・アルバム。Mario Adnetの諸作などに通じるブラジル・インストアルバムとしてかなりハイ・レベルのアルバムです。Mario Adnetと違うのは、全曲自作曲ということと、ストリングスを使っているところです。ボッサ、ショーロなど、ブラジルっぽい動きのある曲はかなり良い感じです。バラードっぽい曲は少しやり過ぎの感じもあったりします。トロンボーンにVittor Santos、フルートにAndréa Ernest Dias、ヴィオランにPaulo Jobimなど有名どころが多数参加しております。

Alberto Rosenblit


本作の1曲目は、Vittor Santosのトロンボーンをフィーチャーしたテイクですが、下のビデオはLeila Pinheiroのボーカルをフィーチャーしたもの。同名タイトルのDVD付きアルバムのメイキングです。

2011年11月12日土曜日

Boleros / Tete Montoliu




スペイン人の大御所ジャズ・ピアニストの異色作で、ラテンのボレロ集であります。ピアノ・トリオにパーカッション(コンガ、ボンゴ)を加えたカルテット編成なのが功奏して、ラテン的な良い雰囲気を持ったアルバムになっています。超長い三連符のパッセージを使ったりお洒落なアクセントもあったりして、安易なラテン名曲カバー集とは全く違った次元のアルバムになっております。1977年の録音で、今程ワールドミュージックに関心が無かった時代に作られたという先進性も注目に値します。

Tete Montoliu


大分、歳をとった感じの映像ですが、スタイリッシュで雰囲気のある映像です。

2011年11月10日木曜日

The Chopsticks Variations / Margo Guryan


おそらく、"Take a picture"という一部で非常に人気のあるポップス・アルバムのウィスパー・ヴォイスのSSWと同一人物だと思われます。元々クラッシックのバックグラウンドのある人で、シンガーを引退後にクラッシックを勉強し直したりしたそうです。子供向けの練習曲のようでもあり、ニューエイジ的でもある可愛らしさのあるオリジナルのピアノ変奏曲集です。シンガー時代の作品も多くカバーされているように作品のクオリティーが高いのですが、本作の楽曲もウィットに富んだ楽しいものばかりです。

Margo Guryan








やはり"Take a picture"はエバー・グリーンな名盤であります。

2011年11月9日水曜日

8 Concert Etudes / Nikolai Kapustin


ロシアのピアニスト、作曲者の自作自演アルバム。クラッシックの人のようですが、フォークロアな雰囲気が強いように思います。現代音楽的であったり、一瞬ジャズになったりと中々面白い音楽です。

Nicolai Kapustin


2011年11月4日金曜日

Conquista Musical / Sonora Ponceña


プエルトリコの老舗オルケスタ、Sonora PonceñaのFaniaレーベル時代のアルバム。本アルバムのカンタンテはIsmael QuintanaのみでYolanda Rivera登場しておりません。Ismaelというと、Ismael Rivera、Ismael Mirandaとサルサ界の名歌手が居並ぶ中に、Ismael Quintanaもプエルトリコ人ならではの伸びやかな素晴らしい歌を聴かせてくれます。楽曲もM1をはじめとして超キャッチーな曲の連続であります。Sonora Ponceñaの中で、私的にはYolanda Riveraのボレロが素晴らしい"Determination"が一番のお気に入りではありますが、本アルバムも名盤として有名な"Explorando"に匹敵する作品ではないかと思います。

Sonora Ponceña


M1収録のÑañara Cai。カンタンテはLuigui Texidor。



Fania All StarsでのIsmael Quintana。ピアノはLarry Harlow。



Yolanda Riveraのビデオはあまり良いものが見つかりませんでしたが、一応載せておきます。

2011年11月2日水曜日

Tribute to Bud Powell / Cinzia Gizzi Trio


イタリアの女流ピアニストによるピアノ・トリオ・アルバム。テーマはBud Powellのトリビュートですが、Rita Marcotulliなどと共通するイタリア・ジャズならではのクラシカルな美しさがあるアルバムだと思います。

Cinzia Gizzi

Cinzia Gizziの良い映像が見つからなかったので、Rita Marcotulliの映像を掲載します。


2011年10月31日月曜日

Solo Piano / Chucho Valdés


Irakereのキーボード奏者であったChuchoのソロ・ピアノ集です。Irakere自体、以前は、何故シンセを使うのか理解不能でしたが、最近ではそれもワイルドで良いかという気がするようになったのであります。本アルバムでは、Chuchoの巨体を利した豪快で饒舌な演奏が満載です。父Beboとの連弾が収録されている再会アルバムもどこか仄々とした感じがあって良いです。

Chucho Valdés


そのChuchoのソロ・ピアノの演奏。緩急があって良い演奏です。



Bebo & Chuchoの連弾。出だしは少し硬い感じですが、徐々に暖まってくる感じです。