2011年1月12日水曜日

Cutie Bunny / 北出菜奈


ゴスロリって言うんでしょうか?プリプリ(プリンセス・プリンセス)のトリビュート・アルバムに収録している曲が良かったので買ってみました。悪くないですが少し演技過剰な感じでしょうか。

そう言えば80年代のStrawberry Switchbladeって今聴くとかなり良いです。チープ・テクノ感とか今時のエレポップを25年も先取りしているなんて凄いです。




2011年1月10日月曜日

Sings For Playboys / Beverly Kenney


Beverlyは私の好きなボーカリストの一人であります。無垢なボーカルで日本では根強い人気がありますが、本国、米国では忘れられた存在のようです。そう言った意味ではAstrud Gilbertoに附合するところもあります。ジャズにこだわった人だったようですが、その生涯は悲運なもの様ですが、そうして美しいうちに亡くなりこともファンに強く支持される要因であるようにも思われます。この歌唱法であればボッサやポップスでも良い作品が作れたように思うと残念でもあります。ボッサであればAstrud、ポップスであればジャズ・シンガーであったRobin Wardのイメージです。

Wikipediaによると本作は4作目のアルバムだそうです。次作"Born to be blue"が代表作と言われている様ですが、そちらはゴージャスなオーケストラをバックにしているのに対して本作はスモール・コンボをバックにして親しみやすい音になっていると思います。Beverlyの可憐さが引立つサウンドと思います。"Mama, Do I Gotta?"とか歌っても違和感が無く可愛く聴こえるのが他の歌手には無いところであります。

ここ数年、日本では未発表音源が数枚シリースされていますが、いずれも素晴らしい内容です。"Snuggled On Your Shoulder"はスモール・コンボによる作品で、"tea for two"、"The surrey with th fringe on top"といったハマリ過ぎるくらいの選曲が素晴らしいですし、"Lonely And Blue"はオーケストラによる作品で、1曲目の"Lonely and blue"から朗らかで最高に軽快な演奏が楽しめます。"Snuggled On Your Shoulder"の5曲目、歌い上げる部分を歌い直すのところが良いです。そう言う芸風ではないので上手く歌えなくて良いのです。

Beverly Kenney



ロックが嫌いで迎合することがなかった彼女の少しキレたような歌いぶりが楽しいです。Carlos Lyraの"Influencia do jazz"的な意味で気持ちの良い曲です。

2011年1月7日金曜日

Lookaftering / Vashti Bunyan


1970年にリリースされたファースト・アルバムから35年の時を経てリリースされたセカンドアルバム。ファースト・アルバム"Just Another Diamond Day"は、その後、幻の名盤と呼ばれるようになりましたが、発売当時は全く売れなかったそうです。CD時代に再発された音源が多くのミュージシャンに影響を与え、請われて製作されたのがこのセカンド・アルバムです。消え入りそうなウィスパー・ボイスと美しいアコースティックなサウンドは、幻の名盤と呼ばれるファーストと同様です。オーボエやフルートなどの木管のアンサンブルも美しいです。ほんの少しだけ使われているエレピ、エレキ・ギター、エフェクトのセンスも中々です。M1、M4など、ファースト収録曲を凌ぐ美メロ曲が収録され、それ以上の傑作と思います。

1960年代のシングルやデモを集めた初期音源2枚組CD化も素晴らしいです。ミニ・スカートのルックスもカワイイですし。

Vashti Bunyan


本アルバムM1の弾き語りの画像。エジンバラの自宅での画像らしいです。感動的です。良い曲です。



18才の時に作った曲を40数年後に歌う画像。初期音源集のDisc 1に収録されている曲です。



Vashtiのファースト・シングルの画像。貴重です。初期音源集の1曲目に収録されている曲です。



Vashtiの初期作品"Train song"を最近の若者がカバーしたものです。Feistというこの人も中々良いものを持っています。



またそのカバーがYouTubeに山のようにありました。




2011年1月6日木曜日

Multiplication / Eric Gale


スーパー・フュージョン・バンドStuffのギタリストとして有名なEric Galeのソロ・アルバム。太めの弦に重めのピックで弾いている感じの独特のゴリゴリしたサウンドは、ブルース業界ではありそうな感じでもありますが、やはり独特のもののように思います。時々聴きたくなる常習性のある音であります。

Eric Gale


本アルバムのタイトル曲、アルバムから4年後くらいのMontreux Jazz Fesでの映像です。Stuffの華やかなメンバーとは違った地味な感じも良いです。

2011年1月5日水曜日

Jump! / Van Dyke Parks


アメリカ・ルーツ音楽職人の1986年発表の4thアルバム。昨今のコンピュータ依存症の音楽と対極を成す音楽であります。Mike Oldfieldでさえ'80年代にはシンセを使う様になってしまっているので、その頑なさは貴重と思えます。特にキャッチーなメロディがあるわけでは無いけれど、装飾過多とも言えるロマン主義的音楽は唯一無二であります。

Van Dyke Parks


もはや故Lowell Georgeの娘という形容も不要な程に充実した音楽活動を展開するInara Georgeのライブ。ピアノがVan Dyke Parksのようです。InaraはVan Dyke Parksプロデュース作もリリースしていますが、Music Magazineの2010ベストでも好評であったThe Living Sistersでの作風などもVan Dyke Parksの薫陶の賜物のように思えたりします。



Inara George

2011年1月4日火曜日

ウサギのこころ / ウイリアム


帯の推薦文にある「のび太ロック」と書かれえていますが、そこはかとなく情けないスピッツというかフィッシュマンズと言った感じがしますが、泣きの入った良い曲ばかりで完成度の高いアルバムです。本アルバム当時4人編成のバンドでしたが、今は柳沢耕平さんという人一人でピアノ弾き語りなどで活動しているようです。



"映画"という曲の映像です。

2011年1月3日月曜日

Collates / Johnny Hodges


Ellington楽団の名アルト・サックス奏者のリーダー作。おそらく10インチ時代の録音らしく古色蒼然とした音ではありますが、Coltraneが憧れたと言われる艶やかな音色は堪能できます。リラックスした軽快で粋な演奏が満載です。Ellingtonとの"Side by side"の名盤ですが本作もそれに匹敵する傑作です。"Birds & Dizz"などもそうですが、この時代のイラストのアートワークは秀逸なものがあります。

Johnny Hodges