2010年9月20日月曜日

Boomer's Story / Ry Cooder


Ry Cooderの初期、70年代のアルバム。このアルバムと次の"Paradise and Lunch"辺りがマイ・フェイヴァリットであります。ロード・ムービーっぽいというか"Paris Texas"な感じがして良いですね。アメリカの荒涼とした風景とか、人里離れたフリーウェイとか、寂れた町なんて感じがしたりします。Ryの弦楽器の演奏は言わずもがなですが、歌もレイドバックしていて良いものです。この辺りの録音だけ聴くとLowell Georgeに引けをとらない感じもします。

Ry


Gabby Pahinuiのアルバムでも、良い感じのマンドリンの演奏をしているRyですが、下の画像はマンドリンの弾き語りです。KalamazooかGibsonのヴィンテージですね。上のアルバムと同じ70年代の画像のようです。



代名詞とも言えるスライドです。上の画像と同じ時にとられた画像のようです。

2010年9月17日金曜日

Goes To The Movies / Diane Hubka


アメリカのロス・アンジェルスあたりで活動しているジャズ・シンガーのアルバムです。苗字からすると東欧系の人なのでしょうか?Bacharachの"Look of love"を始め映画曲集となっております。"Manhã de carnaval"は、ギターも弾いてます。柔らかく軽やかで良い歌を歌う人であります。ワンホーンのバックもまろやかで良い感じの演奏です。

Diane


ギター弾き語りスタイルも良いです。しかもJobimのDindiです。からりイケてます。


2010年9月16日木曜日

Mundo Melhor / Beth Carvalho


BethのRCA時代の最初のアルバムであり、Bethの絶頂期の始まりを告げる傑作です。それ以前のTapecar時代の作品にも素晴らしいものがありますが、どちらかというと素朴な感がありますが、RCAに移りRildo Horaがプロデュースするようになってからは、サウンドが洗練されサンバの基準と言えるようなものとなっております。Dinoのミュートぎみのリフからカバッコ、クイーカと徐々に楽器が重なって、Bethが笑いながら"Morrer o nosso amor morrer~"(死んでしまった、私たちの愛は死んでしまった)って歌い飛ばす盛り上がりから、目くるめくサンバの名曲の連続であります。Pixinguinhaのサンバのタイトル曲どおり"素晴らしき世界"なアルバムです。

Beth

YouTubeにこの頃の画像があったのでリンクします。



2010年9月14日火曜日

Pacifica / Sandii


この当時は一番Sandiiをフォローしていました。Jamaica風の"One Love"(Sunsets)、東南アジア風の"Pacifica"~"Mercy"~"Airmata"、そしてハワイアンの"Sandii's Hawaii"に至る頃までです。トロピカル趣味と、回顧趣味と、(当時の)先端の流行と、完璧ななりきりとが結集され、最高に充実していた時期ではないかと思います。それにしてもSandiiの歌唱力は素晴らしいでう。本作のコブシ回しも素晴らしいです。

Sandii

2010年9月13日月曜日

Cada cancion con su razon / Chabuca Granda


Carlos Aguirreも来日しますし、アルゼンチンの今時フォルクローレが注目される昨今ですが、アルゼンチンのMercedaz Sosa、チリのVioleta Parraらと並ぶ、南米をポピュラー音楽界の至宝、ペルーのクレオール音楽を代表する作曲家/インタープリターの作品。ボンバレコードから発売されているものです。最近、ディスクユニオン、新宿ラテンフロアのアルゼンチンコーナーにもディスプレイされていました。本アルバム収録の"Fino Estampa"は、Caetano Velosoのラテンカンシオン集のタイトル曲であります。センチメントたっぷりのメロディーとギターラやカホンなどのパーカッシブなリズムが作る目くるめく世界って感じです。Celia Cruzが歌っているのでキューバの曲かと思っていた"Toro Mata"、実はペルーの曲、も収録されています。まさに「粋な女」って言う感じのアルバムです。

Chabuca


2010年9月12日日曜日

Estamos Aí / Leny Andrade


本アルバムもジャズとボサノヴァが蜜月時代にあったときのものです。ジャズボッサ~サンバジャズといった感じのアレンジです。今聴いてもかなりカッコ良いアレンジであります。Lenyの歌もスウィンギーで見事です。タイトル曲は、ボサノバの黎明を歌ったものだそうです。ボサノバ歌手の西澤沙苗さんがレパートリーとしている曲でもあります。

Leny


Emílio Santiagoとのデュエット。ピアノにCesar Camargo Mariano、ヴィオランにRomero Lubambo (violão)、バースにNico Assumpçãoという豪華ラインアップです。Emílio Santiagoのサンバっぽい感じも良い感じです。

Samba, Eu Canto Assim


Elisの初期、5作目のアルバムだと思います。Elis節が確立した作品の様に思います。ジャズィーなビッグバンドをバックに快調に歌いまくります。傑作"In London"にも引けをとらない高水準のアルバムだと思います。

Elis


ピアノがCesar Camargo Mariano、ベースがLuizão Maiaのセッションの様です。会話するような歌とピアノの掛け合いが楽しいです。