I started to post this blog to organize my CD shelf and find again CDs sleeping.
2008年8月31日日曜日
2008年8月29日金曜日
#224 Swap
Swap / Mosquito Hunter
Sweden, UK : Folk
イギリス人のピアノアコーディオンとギターのデュオに、スウェーデン人のフィドラー2人が合体したバンド。音楽的にもスウェーデン、イギリス、アイルランドのトラディショナルなど様々な音楽が合体したもの。アイリッシュの超定番曲Keshから始まり、Sukiyakiのカバーなどもありポップな選曲でもある。ヴィオラダモーレの音も刺激があって良い。
Ranarim / Till lkusan dag
Sweden : Folk
女性ヴォーカル2人にギターとニッケルアルパという編成のバンド。トラディショナルな楽器を使用しているにもかかわらず非常にモダンな感じがするサウンドなのが不思議でもある。
2008年8月28日木曜日
#223 Benny Andersson
Benny Anderssons Orkester / Benny Anderssons Orkester
Sweden : Folk
AbbaのBenny Anderssonsがアコーデオンを演奏するプロジェクト。田舎の音楽教師らによるフィドルチームやチューバなど様々な楽器奏者がスウェーデンのポルスカやショッチなどを和やかな雰囲気で演奏した作品。スウェーデンのフォーク音楽の良さが楽しめる。
Triakel / Wintersongs
Sweden : Folk
Triakelは女性ヴォーカル、フィドル、ハーモニウムという3人編成のバンド。クリスマスソングを集めた作品だが歌詞がスウェーデンの言葉(方言かもしれない)なのでオールシーズン聴ける。静かで長閑で愛らしい独特の音楽。
2008年8月27日水曜日
#222 Timo Alakotila
2008年8月26日火曜日
#221 Izumi Tateno
2008年8月25日月曜日
#220 Frigg
Frigg / Keidas
Finland : Folk
2007年にフィンランドからバルト3国を旅行した際に購入したCDで、かもめ食堂の坂を上がったところにあるCD店で教えてもらったもの。4フィドルなどの編成で元気一杯にポルスカなどを引き倒すような爽快な演奏が楽しめる。ベースやマンドリン、ドブロ、ピアノ、エストニアのバグパイプなどフィドル以外の楽器も上手く的確にアレンジされている。イギリスからの交換留学生が書いたという"Return from Helsinki"というセンチメンタルな曲も良い。
Frigg / Frigg
Finland : Folk
こちらはファーストアルバム。上述の作品よりも大人しい感じ。
2008年8月24日日曜日
#219 Haugaard & Hoirup
Haugaard & Hoirup / Lys
Denmark : Folk
ミュージックプライントのおかげで知ることができたデンマークのフィドルとギターのデュオ。おっさんぽいギターと若者ぽいフィドルというキャラクターの組み合わせも面白い。タイトルどおり光輝くようなメロディーと演奏で爽やかな感じが良い。ポルスカと記されている8分の7拍子の曲から良く走るリールに展開する1曲目、フォークっぽい牧歌的なメドディーからピチカートを駆使したハイテクニックなプレイに展開する2曲目など緩急自在。フィドルの演奏もクラッシック風のヴィヴラートを効かせた繊細な部分から、北欧風の強い弓使いの部分まで多彩な表現を駆使する。ギターも胴鳴りを活かした良い音で、数曲聴ける歌も良い。
Haugaard & Hoirup / Gastebud
Denmark : Folk
Karen Tweed, Eileen Iversを始めとする多彩なゲストを迎えて製作された作品。ゲスト陣もそれぞれに良く、幅の広い音楽が楽しめる。
2008年8月22日金曜日
#218 Zoe Conway
Zoe Conway / The horses tail
Ireland : Irish
最近のフィドラーのソロ作の中で特にお気に入りの一枚。非常に綺麗な演奏であるが、テクニカルな演奏を前面に出したと言うよりはアイルランド的な優しい音楽が紡がれた美しい作品。納屋で録音されたと記されているように自然を感じさせる牧歌的とも言える雰囲気が良い。そして何よりも歌が素晴しい。歌だけでももっと聴きたいと思うような可憐で美しい声を聴かせてくれる。ボーナストラックの2006年Willy Clancy Summer Summer Schoolのフィドルリサイタルでのライブ音源は、ピチカートを使ったテクニカルな演奏で盛り上げている。
Zoe Conway / Zoe Conway
Ireland : Irish
リバーダンスのBill Whelanのプロデュースで、Donal Lunnyまで入った豪華ゲストを迎えた2002年の作品。若干オーバープロデュースの曲もあるが、C#AEAとうい変則チューニングでピチカートを使用したワルツや、ポルカなどの比較的素朴な感じの曲が良い。
2008年8月20日水曜日
#217 Breda Keville
Breda Keville / The hop down
Ireland : Irish
多くが無伴奏のフィドルソロで演奏される奇跡的に愛らしい音楽。フィドルのトーンはクレア地方のイメージそのものの純朴そのもので、演奏される曲と絶妙にマッチしている。数曲あるシャーンノスはフィドルの演奏のイメージと少し異なり母性的な感じ。7歳の甥が書いたクレヨン画を使ったスリーブデサインも可愛い。
Claire Keville, John Weir and Eithne Ni Dhonaile / An Tri is
Ireland : Irish
コンサティーナ、フィドル、ハープによる親密で和やかなトラディショナル作品。ハープがお休みの曲はGeraldine Cotterのピアノ伴奏が入る。各々のソロの曲もありいずれも非常に美しい。
2008年8月19日火曜日
#216 Angelina Carberry
Angelina Carberry & Martin Quinn / Angelina Carberry & Martin Quinn
Ireland : Irish
女性テナーバンジョー奏者と、そのパートナーのアコーディオン奏者の作品。ギターやピアノなどの伴奏が入った曲もあるが、それらの無い2人のデュエットのみの曲も十分に深みがある。バンジョーもアコーディオンも柔らかでとても温かい感じである。
Angelina Carberry / An tradisiun beo
Ireland : Irish
リードがバンジョーのみの曲の他、パートナーのMartin Quinnや父親のPeter Carberryのアコーディオンなどとのデュエットのリードの曲などもあり。Laoise Kellyのハープとのデュエットも良い。非常に和める上質な作品である。
2008年8月18日月曜日
#215 Terry Bingham
Terry Bingham / Traditional Irish musica from Doolin Co. Clare
Ireland : Irish
モハーの断崖やアラン島に近い町ドゥーランのコンセティーナ奏者の作品。繊細で切れのありながらも、どこかのどかな雰囲気で和める。Mary Custy, Eoin O'Neil, Kevin Griffin, Dermot Byrneらのゲスト陣の演奏もアットホームな感じで良い。
Kevin Griffin / Traditional Irish musica from Doolin Co. Clare
Ireland : Irish
ギタリストでもあるKevin Griffinのテナーバンジョーをフィーチャーした作品。ホーンパイプなど、のどかでほのぼのとした作風でとにかく和める。
2008年8月17日日曜日
#214 The Long Notes
The Long Notes / The Long Notes
UK : Irish
Bumblebeesのピアノアコーディオン奏者のColette、若手のテナーバンジョー奏者Brian Kelly、フィドラーJamie Smithらロンドンで活動するバンドによるデビュー作。ヴォーカル、ギター、ブズーキー、ボーランなど多彩なゲストを迎えてカラフルで爽やかな感じの選曲が好感が持てる。1曲目をマーチで始めたりフォークっぽい曲が数曲あったり、リールもモダンな感じになっていたりする。Julia Reidという人のブズーキーの弾き語りのBright blue roseもとても良い。
Brian Kelly / Brian Kelly
UK : Irish
若手テナーバンジョー奏者のソロ作。ジャケットの印象と異なり、親しみやすいおおらか演奏が楽しめる。
2008年8月14日木曜日
2008年8月13日水曜日
#212 Kathleen Loughnane
Kathleen Loughnane / Affairs of the harp
Ireland : Irish
Dordanのハーパーのソロアルバム。エコーの向こうから響くハープの音が幻想的な感じさえする。Mary Staunton, Sharon Shannonのアコーディオンの抑え目なバックアップやSean Ryanのホイッスルによる美しいエアーなど、豪華ゲストの持ち味を活かしたコラボレーションも素敵です。
Kathleen Loughnane / Harping on
Ireland : Irish
前作以上に豪華なゲスト陣を迎えてのソロ2作目。シャープさを増すことにより充実した作品となっている。有名なセットダンスThe three sea captainsではJackie McCarthyのコンサティーナが聴ける。ラストのマーチに至るまでアイルランド音楽の懐の深さを感じる。
2008年8月12日火曜日
#211 Mary Bergin
2008年8月11日月曜日
#210 Mary Rafferty
2008年8月10日日曜日
#209 Mary Staunton
Mary Staunton / Bright early mornings
Ireland : Irish, Folk
ゴールウェイのシンガー&アコーディオン奏者のおそらく唯一作。ずっと私のお気に入りのアルバムで、アイルランド音楽のCDの中でも屈指の名作だと思っている。Alec Finn, Steve Cooneyなどの腕利きのミュージシャンがバックアップしていることからも彼女の実力が知られていることが伺われる。アコーディオンの演奏、歌ともとてもシンプルでクリアーで良い感じでなのである。Bumblebeesのアルバムにも収録されているGrogan's Hornpipeは最初はCDで知ったのでした。Frankie LaneのドブロとAlec Finnのブズーキーが伴奏による美しい演奏になっている。歌ものではSharon Shannonがアコーディオンを演奏していたりもする。ラストのアメリカ人のカントリー系のキダリスト/マンドリン奏者Russ Barenbergの作品、Magic Footもナイス。
Marie Walsh / The red box
Ireland : Irish
比較的最近、2005年の作品で、All Ireland championのアコーディオン奏者の作品。といってもスーパーテクニックで弾きまくるとうい訳ではなく、ピアノの伴奏が中心で極めて地味なところが良い。
2008年8月9日土曜日
#208 Mary Custy
Mary Custy & Eoin O'Neill / With a lot of help from their friends
Ireland : Irish
Maryのファーストアルバム。アルバムの冒頭から夏の西アイルランドの朝のような爽やかな感じがする。故Miko Russell、Terry Bingham、Kevin GriffinなどDoolinのミュージシャンと幼馴染のSharonがアコーディオンとフィドルで参加。Maryのフィドルの音は、楽器が上手くても出せない音楽の優しさが表れた最良の作品である。マーチやバーンダンス、ワルツなども可愛い選曲も良い。Eoinのブズーキーも開放弦の音も含めとても良い音で鳴っている。EoinにはEnnisのCusty's music shopで会ったがとても良い人でした。前出のSharonのRTEのビデオには、SharonとMary & Eoinの演奏も聴ける。
Mary Custy & Quentin Cooper / Barr Tra
Ireland : Irish
Maryの比較的最近の作品。Maryのピアノによるミニマルで美しい曲や二胡のような中国の曲なども含めオーガニックな空気感に満ちている。
2008年8月8日金曜日
#207 Bumblebees
Bumblebees / Buzzin'
Ireland : Irish
バンジョー&マンドリンのMary Shannon、ハープのLaoise Kelly、ピアノアコーディオンのColette O'Leary、フィドルのLiz Dohertyからなるアイリシュガールバンドの2ndアルバル。Cape BretonやFrench Canadianの曲なども織り交ぜ楽しい気分になれるし、楽器同士の響きも極めて繊細で綺麗だったりもする。私の大好きな曲、Dermot Grogan's Hornpipeの美しい演奏も感動的。
Bumblebees / Bumblebees
Ireland : Irish
Liz Doherty加入以前のファースト。ハープとピアノアコーディオンがより良く聴こえて、より繊細な感じがする。LaoiseのソロによるO'CarolanチューンのElenor Plunkettも収録されていて、Mairead Ni Dhomnallと来日した際の素晴しい演奏が思い出される。
2008年8月7日木曜日
#206 Liz & Yvonne Kane
Liz & Yvonne Kane / The well tempered bow
Ireland : Irish
Galwayのフィドルデュオによる2002年リリースのデビュー作。爽快感のある演奏が秀逸。東ゴールウェイのOranmoreに住む作曲家Paddy Faheyの作品を数多く取り上げた作品としても貴重。Johnny McCarthyという人が書いたKusnachtというスウェーデン語のタイトルを持つワルツも素敵。
The Kane Sisters / Under the diamond
Ireland : Irish
前作と同様に爽やかな感じの作品。同様にPaddy Faheyの作品も取り上げられている。
2008年8月6日水曜日
#205 Sharon Shannon
Sharon Shannon & the Woodchoppers / Live in Galway
Ireland : Irish
Sharonの音楽は、音楽そのものの本質が楽しむためのものであることを教えてくれる。本作は、スタジオ盤のDiamond Mountain後のライブ録音でお台場で来日公演もあったバンドによるものである。Sharonを1枚推薦するならこのアルバム。Liz & Yvonne KaneにSharonとMaryの加わり4フィドルで演奏される飛ぶような上昇感のBonnie Mulliganや、Mary Shannonのバンジョーがカッコ良いJimmy's returnなど聴き所満載。Pengin CafeのMusic for a found harmoniumのスリリングで抜群にカッコ良いアンサンブルは何度聴いても凄すぎる。それにしてもSharonのトリプレットの切れ味は最高。
Sharon Shannon / Sharon Shannon
Ireland : Irish
Sharonのファーストソロ。初期の初々しさと、レゲエやケイジャンなどからの引用なども含めてハッピーな感覚とが溢れた作品。大ヒットコンピレーションのA woman's heartのミュージシャンらが参加したRTEのテレビ番組を収録したビデオもお勧め。
2008年8月5日火曜日
#204 Kitty Hayes
Kitty Hayes / A tounch of Clare
Ireland : Irish
おばあさんのコンサティーナ奏者が台所で録音したような、なんとも言えずに可愛らしい雰囲気が漂う作品。Willie Clancy Summer Schoolのコンサティーナリサイタルで演奏した際も素敵なドレスで登場して、とてもお洒落な感じでした。ラストの歌もののワルツ"A mother's love is a blessing"も可愛い。
Kitty Hayes & Peter Laban / They'll be good yet
Ireland : Irish
パイパーとのデュオ作品。こちらもKittyの台所で録音された作品。コンサティーナとイーリアンパイプとのブレンドは絶妙で、いかにもClare的な雰囲気がしているように感じる。21世紀になってもこんなに素朴で素敵な愛すべき音楽が作られることに感謝せずにいられない。
2008年8月4日月曜日
#203 Jacqueline McCarthy
Jacqueline McCarthy / The hidden note
Ireland : Irish
2列24ボタンのWheatstoneで演奏される魔法のような音楽。Willy Clancy Summer Schoolに参加したときにJackieのクラスに参加させていただいた。このCDでもクラスの題材として取り上げられた不思議なセットダンスThe blackbirdやポルカMrs. Ellen O'Dwyer's Fancyなどが演奏されている。最初のThe old torn petticoatからラストのKitty's gone a'milkingまで渋い選曲もらしさが出ていてとても良い。
Tommy Keane & Jacqueline McCarthy / The hidden note
Ireland : Irish
パートナーでもあるパイパーのTommy Keaneとのアットホームな作品。JackieのソロによるThe ebb tideは大好きな曲です。
2008年8月3日日曜日
#202 Dympna O'Sullivan
Dympna O'sullivan / Bean chairdin
Ireland : Irish
同じく守安さんの書籍にも登場するコンサティーナ奏者の2007年にリリースの初CD。優しくキラキラ輝くような音色が溢れた宝物のような作品。
Various / Clare woman of music & song
Irland : Irish, Folk
クレア県の女性ミュージシャンによるライブ録音集。Kate Purcellによるピュアなフォークや、Carlos Nunez作品のSharon ShannonによるいかにもSharonらしいポップな作品、最後の"Thanks million"までが愛らしいMary CustyのAfter 10:30収録曲、Mary MacNamaraの素朴な演奏など、どの曲も素敵で味わい深い。
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