2010年6月27日日曜日

Femmes de Paris, Vol.3 / Various


フレンチ・ポップのコンピレーション・シリーズのVol.3。このシリーズは3枚ともレベルが高いです。'60sな感じが満喫できるオシャレなコンンピであります。あまり知られていないアーティストが発見できるのもポイントです。

Femmes
Femmes
Femmes

The Rolling StonesのBrian jonesとの関係でも知られているZououのアイドル時代の映像です。





復活後のZouzouのDonovanとのデュエット曲。良い雰囲気です。

2010年6月24日木曜日

Seio da Bahia / Vania Abreu


旅立つようなジャケットがバイーアのメジャーなポップ音楽との決別を暗示しているようでもありますが、バイーア的な芯を保ちつつも、アコースティックで都会的な音を聴かせてくれます。Clara Nunesのレパートリー"Canto de areira"のカバーなどもカッコ良いです。

Vania




姉Daniela Mercuryとのデュエットであります。アコギもチビ・パンデイロも良い感じです。このチビ・パンデイロ、アルバムの中でも聴こえます。

2010年6月22日火曜日

Alma Cabocla / Ana Salvagni


Hekel Tavaresという作曲家の作品集ですが、フォークロアな美しい作品。ヴィオランのEdmilson Capelipi、アコーデオンのToninho Ferragutti、フルートのToninho Carraqueiraなど名手揃いのアレンジ、演奏も見事です。

Alma


2010年6月20日日曜日

Sol da Liberdade / Daniela Mercury


アシェクィーンDanielaの作品。少し落ち着いた感じもしますが、ボーカルの艶やかさはさすがです。Emilio Estefanの製作などもあり、ラテン風やレゲエ風などカリビアンな感じもします。が、元々、アシェはそんな感じなので特に違和感の無い作品。Danielaの夏のイメージに反した寒そうなジェケットですが、中身は結構暖かであります。

Daniela


感極まっている感じのビデオ。こういうのって結構好きなんです。Perfumeやカエラのやつとかもですが。





2010年6月19日土曜日

You Don't Know Me / Dannielle Gaha


1曲目のパーカッシブな曲は謎ですが、それ以外はスマートなジャズ・ボーカル・アルバムです。Ricky Lee Jonesっぽい歌いまわしが可愛い人です。ピアノ・トリオ中心のバッキングも良いセンスです。時々入る男声ボーカル/コーラスもアルバムの雰囲気を親しげな感じにしています。ラストの"The Surrey With The Fringe On Top"も良い。Blossomフォロワーなのかもしれませんね。7曲目のボッサも良い感じです。
最近は、Dannielle De Andreaという名前でR&B調のポップス作品を出しているようです。

Paola


2010年6月16日水曜日

Wanting / Gabriela Anders


以前はBelezaという名前でボッサなアルバムを出していた人らしいですが、本作は"The girl from Ipanema"を含めてR&B風味のアルバムです。良い意味で軽くて爽やかな感じが良いです。声も軽やかさと仄かな甘さがあって可愛いです。ラストのボッサはかなり良いですし、アルバムの後半に向かって良くなる感じがします。

Gabriela Anders



あまり良い映像が見つかりませんでしたが、かなりカッコ良いボッサなジングルがありました。

2010年6月14日月曜日

Tim's House / Kate Walsh


イギリスのフォークシンガーの2007年の作品。美しく感傷的なメロディを作る人です。可憐でナチュラルな歌唱も素晴らしいです。フォーク・ギターを中心としたシンプルなアレンジも良いし、どの曲も本当に良い曲ばかりなのです。

Kate Walsh


2010年6月13日日曜日

In My Own Time / Karen Dalton


1971年のセカンド・アルバム。ネイティブ・アメリカンの血筋のためでしょうか、独特な雰囲気を持った音楽を作る人です。フォークをベースにしつつ、Billie Holiday似のボーカルがブルース調の渋い雰囲気を醸し出していることとや、微妙にサイケデリックなアシッド・フォーク的な感じもなどもあり様々な要素が複雑にブレンドされた音楽であります。1stアルバムの方がフォーク的、本作の方が曲によりブルースやロック的に要素が入っている感じです。

Karen Dalton




近頃では、Billie Holiday似のボーカルと言えばMadeleine Peyrouxですよね。この曲、ローズとオルガンとアレンジも最高です。映像も良い感じです。

2010年6月12日土曜日

Mr. Top Hat / Fred Astaire


アメリカ最高のダンサーと言われたAstaireですが、本作のように素晴らしいジャズ・ボーカルアルバムも残しえおります。まさに粋であります。

Fred Astaire


Astaireのダンスのビデオです。MJもAstaireを敬愛していたそうですが、何となく影響を感じます。



MJの曲に合わせてアステアのビデオを編集した人がいたようです。



この方も影響を受けたのでしょうか?

2010年6月9日水曜日

That's the way God planned it / Billy Preston


Beatlesとの関連で知られるR&Bシンガー&キーボード奏者のAppleレーベル時代の作品。見事なサザン・ソウル・アルバムであります。Georgeのギターとかストリング・アレンジとかBeatlesっぽい風味の曲もあり中々楽しめる作品です。タイトル曲など、サザン・ソウル的な感じと、Beatlesっぽい感じが良い感じにブレンドされていて楽しい曲であります。

Billy Preston



2010年6月7日月曜日

Wide Open Spaces / Dixie Chicks


カントリー業界の女子バンド、現在のボーカリストに替わってリリースされた出世作であります。この頃、勢いでDVDまで買ったりもしました。女子バンド好きなので。Wikipediaで調べてみたところ本作よりも前ももしかしたら良かったのかも知れません。今時、Red Mollyなんかも最高ですしね。ところで、女子バンドのフロントって、Heartとか、何故か逞しい人が多いような気がします。

Dixie Chicks


本作収録曲のビデオです。問答無用のポジティブ感があって良いものです。

2010年6月6日日曜日

Abbey Road / The Beatles


マイナーなお皿の多い本ブログ内で最高にメジャーなポストです。昨年は、ビートルズのリマスター発売で一騒ぎありましたが、私も一応それに乗って予約購入いたしました。モノ・ボックスというやつです。Let it beやAbbey Roadはモノに入っていなかったのでデジパックのものを買いました。個人的には、Abbey Roadはビートルズのアルバムの中であまり聴かなかったのではありました。Paul McCartneyっぽい感じがしていたためでした。今頃になってPaul & LindaのRamなども良い気がしてきたりしたのもあって、このCDも聴いてみる気になって来ました。で、"Because"~"Sun King"あたりのユルイ感じが結構ハマったりしています。ワールドスタンダードの鈴木惣一朗さんプロデュースのりんごの子守唄シリーズの影響もあってでしょうか。

裏ジャケットのミニスカートの写真も結構好きです。LPではあまり気づかなかったのですが、LPの写真よりこのデジパックの写真のほうがミニスカートのカットされている部分が少ないようです。"Return to abbey Road"のジャケットに使われている逆向きに渡る写真など数バージョンが掲載されているなど、リーフレットの真面目に作られているのも好感が持てるところです。


YouTubeにPattie BoydやらYoko Onoの登場するSomethingのビデオがありました。

2010年6月5日土曜日

Rue Longue / Stéphane Chausse


フランス人のクラリネット奏者の作品。ケルティックなような地中海的のような無国籍的なフォークな感じと、Jean Pierre Comoの作品のような映画音楽的な情景描写に優れた曲まで充実した作品。ローズ・ピアノを使ったジグやら、バスクラを組み合わせた7拍子の曲などアイデアも豊富。試聴はコチラから。



フランスのビッグバンド映像。ハンパなくカッコ良いです。アイリッシュのホイッスル奏者みたいに斜めに構えたトランペットも良いですね。その後のサックス・ソロがStéphane Chausseのようです。

2010年6月2日水曜日

Q.T / Portable Rock


Portable Rockはムーンライダーズの鈴木慶一さんの設立した水族館レーベルのを出自とするバンドであります。メンバーには、中原信雄さん、鈴木智文さんといったポップ職人に、PIZZICATO FIVEのボーカリストとして著名な野宮真貴さんがボーカルであります。私はPortable Rockの頃からずっと彼女の歌をフォローしております。シンプルでキュートな歌い口はこの頃から変わっていません。最近も大洋レコードからFernanda Takaiとのコラボレーションも良い作品でした。この作品は、捨て曲なしのキャッチーかつドリーミーな佳曲が詰まった傑作です。テクノ・フレーヴァーのアレンジも手作り感もあり今聴いても素晴らしいものです。Portable Rockが残したもう一枚の作品、Begininngsも、少年のような若々しい雰囲気のする素晴らしい作品であります。

同じ水族館レーベル系の名コラボレーション、Miofouもリユニオンを果たしましたが、Portable Rockのリユニオンを実現して欲しいものです。きっと素晴らしいアルバムが出来ることになると思います。

野宮真貴 & フェルナンダ・タカイ


Portable RockのCM曲で、CDにボーナス・トラックとして収録されている曲です。この曲より前の作品の方が何故か素朴というか不思議な魅力があるように思います。

2010年6月1日火曜日

The Open Road / Steph Geremia


このCDはCusty'sのネットショップで見つけたものです。爽やで可憐で優しい音を作る若手のアイリッシュ・フルート奏者です。センチメンタルな曲想の楽器の歌わせ方も秀逸です。マイスペースで視聴できます。最近のアイリッシュの若手の作品には素晴らしい作品が沢山ありますね。