2008年3月16日日曜日

#108 Trio Madeira Brasil


Trio Madeira Brasil / Trio Madeira Brasil
Brasil : Choro
Epoca de OuroのRonaldoに7弦と6弦の俊英ヴィオラン奏者とのトリオによる画期的なショーロ作品。O Trioを意識したとも思える曲や、スペインやヴェネスエラのクラッシック作品、Jacob作品やJacobのレパートリ、有名曲ではないが中々に味わい深いNazareth作品や、最近では日本のショランも演奏するようになったGismonti作品など選曲も良い。Ronaldoのバンドリンのフレージングも素晴しいし、Ze Pauloの6弦がカッティングからメロディやサブメロに移るのと7弦の高速バイショが絡み合ったりと3つの弦楽器が渾然一体となるスペクタクルな内容。



Trio Madeira Brasil e convidados / Ao vivo
Brasil : Choro
前半のEpoca de Ouroな選曲と中盤のこのトリオ特有な選曲からゲスト陣の持ち曲への流れる内容。アコーディオンのToninho Ferragutti、クラリネットのProveta、ピアノのLaercio de Freitasと、とにかくゲスト陣が良いのである。ゲスト作品に入ってからのソロ回しは良いし、中でもProvetaのクラリネットが切れているし、Laercio作品が3曲も入っているし、Provetaの曲はPrdrinho no Coretoだしと言う訳で最高なのであった。

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