2008年5月1日木曜日

#143 Andrea Ernest Dias


Andrea Ernest Dias & Tomas Improta / Andrea Ernest Dias & Tomas Improta
Brasil : Contemporary
フルートとピアノによるBiscoito Finoからの作品。題材はショーロやMPBが中心だが、クラッシックというか現代音楽風の仕上がり。ピアノはタンゴっぽい雰囲気もある。Moacir SantosのCoisa Nr.9など妙な感じ。



Carlos Malta e Pife Muderno / Carlos Malta e Pife Muderno
Brasil : Forro
Carlos Malta, Andrea Ernest Diasが竹笛ピフェやバスフルートを駆使し田舎音楽をモダンかつアヴァンギャルドに再現した作品。

2008年4月29日火曜日

#142 Naomi Kumamoto


Naomi Kumamoto / Naomi vai pro Rio
Brasil : Choro
Acariレーベルによる熊本尚美さんのソロ作。自作曲中心でちょうど前出のAlvaro Carrilhoの作品同様に客演の演奏者とのアンサンブルを活かしたとても上質な作品。Provetaのクラリネットがたくさん聴けるし、最近のソロ作も素晴しかったEduardo Nevesのサックスが聴けたりもする。熊本さんの演奏も余裕があって非常に良い感じ。Pedro Amorimのヴィオランテノールとのミディアムテンポの曲なんて素晴しい。



Ze de Elias / O choro fororrozado
Brasil : Choro
同じくAcariレーベルからのアコーディオン奏者の自作集。フォホーと記されている曲もマシーシっぽく演奏されているのでショーロ作品ある。ジャケットに写っている年代ものの中々に味のある良い音のするアコーディオンの演奏は一部の曲でしか聴けないの少し残念ではある。ショーロはキーも色々あるし半音が多いのでクロマチックの楽器で弾くのは難しいのです。代わりにToninho Carrasqueiraのフルートが活躍している。Acariレーベルにしては珍しくHamilton de Holandaが参加しているが、空気を読んでか比較的普通に弾いている。7弦のRogerio Caetanoも数曲参加している。

2008年4月28日月曜日

#141 Alvaro Carrilho


Alvaro Carrilho / Alvaro Carrilho
Brasil : Choro
Acariレーベルの最初のCDは、レーベルオーナーのMauricioの父の作品集。Amorimのテナーギター、バンドリンや、Paulo Sergio Santosのクラリネットなど客演陣の演奏も充実していて、フルートだけでなくアンサンブル全体のバランスで聴かせる。Joel Nascimentoのバンドリンも素晴しい。Pedro Pedrinhoがバンデイロで入っていたりする。音楽が本来持っているマチュアイズムに基づく楽しさを体現した快作。



Lisa Ono / Menina
Japan : MPB
小野リサさんの比較的初期の作品で私のお気に入り。このCDの中でRoda de choroという曲は、Altamiroのフルート、Mauricioの6弦、Luis Otavio Bragaの7弦、Lucianaのカバッコ、Beto Cazesのパンデイロによるとても美しい曲。このCDの曲のライブは映像化されていて、残念ながらRoda de choroは収録されていないが、とても良い内容。

2008年4月27日日曜日

#140 Altamiro Carrilho


Altamiro Carrilho / Rio antigo
Altamiro Carrilho / Choros imortais
Brasil : Brass, Choro
Copacabana音源の2in1。前半がブラバンもので、後半が正調ショーロもの。Rio Antigoは、タイトル曲など主題が短調の曲が妙にウキウキするのがブラジル的でもある。2曲目のヴァルサも短調主題でかなり良い。日本的にはジンタのような曲でもある。後半のショーロ集は、Doce de cocoをはじめとする定番曲を得意の流麗な奏法で一気に聴かせる。



Altamiro Carrilho e Carlos Poyares / Pxinguinha, de novo
Brasil : Choro
Pixinguinhaの未発表作品集。Salto do grilo, Um choro para ElizethなどEvandroのPixinguinha集の影響でが日本では定番の曲も含まれる。同じくEvandroのPixinguinha集にも収録されているDesencantoやSrrabulhoなどのショーロも非常に良い曲である。ブラジルを代表する2人のフルート奏者による演奏であり、合奏曲もソロ曲もショーロ的な慣用フレーズ満載で楽しい。題材の良さも含めて最高級のショーロ作品である。

2008年4月26日土曜日

#139 Yuka Kido


Yuka Kido / Casa
Japan : MPB
フルート奏者の城戸有果さんの自作曲集、北東部、ミナス、サンバ、ボッサなど様々なブラジルフレーバーが絶妙にミックスされた非常に素晴しい作品。笹子さん、岡部さん、八尋さんを中心とする演奏もブラジル音楽の多彩さを体現しているような素晴しい演奏。秋岡さん、向井滋春さんら客演がカラフルさを加えている。リラックスした雰囲気も良い。



Yuka Kido / Refined
Japan : Jazz
おそらく初リーダー作の北欧ジャズ作品。1992年録音ながら今聴くとかえって新鮮だったりする。

#138 いずみたく


いずみたく / いずみたく作品集
Japan : J-POP
いずみたくさんの作品集。2枚組み全51曲の豪華版。Disc-1は世界は二人のために、恋の季節、太陽がくれた季節、夜明けのスキャット、いいじゃないの幸せならば、と続きラストは見上げてごらん夜の星を。Disc-2は、ゲゲゲの鬼太郎、アンパンマン、モーレツア太郎などのアニメ曲から、チョコレートは明治、伊東に行くならハトヤなどCM曲が続く。超絶に濃い内容。イラストは小島麻由美さん。



小島麻由美 / Me and my monkey on the moon
Japan : J-POP
天才、小島麻由美さんのベスト盤。ショートケーキのサンバは問答無用の名曲。

2008年4月24日木曜日

#137 Mutsuru Inoue


Mitsuru Inoue / Choro suite da floresta
Japan : Choro
井上みつるさんの森に住む様々な昆虫をテーマにした作品集。なので演歌調の色恋沙汰の曲は無く、楽しげな楽曲ばかりが収められている。ソロはみつるさんのカバッコの他に石井幸枝さんおフルートと小林修さんのアコーディオンで、バックアップは阿部さんの7弦、田嶌さんの6弦、栗山さんのパンデイロで、優しくて柔らかな演奏になっている。ジャケットの熊の座があるような大木の森があるような深い自然の澄んだ空気感がある。



Sonorosa / Convite
Japan : MPB
井上みつるさんと歌手のジョリアさんのユニットのMPB作品。ジュリアさんの歌は中々堂々とした感じで、Sergio BittencoutのNaquela Mesa、Paulo da Portela/Monarcoなど選曲も渋いし、素晴しい歌唱が聴ける。いずみたく作のゲゲゲの鬼太郎のポルトガル語バージョンはヴィウマさんの作詞によるもの。