2008年3月8日土曜日

#102 Canhoto da Paraiba


Canhoto da Paraiba / O violao tocado pelo avesso
Brasil : Choro
Marcus Pareiraレーベルの遺した名作のひとつ。Paulinhoのプロデュースによるヴィオランをソリスタとするショーロ作品の傑作。名曲Tua imagemなどCanhotoの自作曲もショーロの定番曲と同様に素晴しい。Canhotoの演奏はその名前から連想する田舎っぽさとはかけ離れた洗練もの。Casar Fariaのヴィオランによる伴奏も聴きどころ。



Fernando Caneca / Visitando Canhoto da Paraiba
Brasil : Choro
Fernando CanecaのCanhoto Paraiba集。ここでの演奏聴いているとTua imagemなどはGarotoの作品のようにも聴こえて、たとえばドブロなどで弾いたら良さそうな感じもする。そんな都会的な響きと、やはりどこか北東部音楽にある涼やかな響きがあるのが魅力的でもある。

2008年3月7日金曜日

#101 Donga


Donga / A musica de Donga
Brasil : Choro
Marcus Pereira盤のショーロ作品の中でも名盤のひとつと言える作品で、Pixinguinha率いるOs oito batutasのViolao, Banjo奏者でもあったDongaの作品集。Joel Nascimento, Altamiro Carrilho, Abel Ferreiraなど最高のソリスタによる演奏集でもある。Cinco de Julhoなど見事なショーロ作品が多数収録されている。中でもElizethが歌うヴァルサ、Cancao das infelizesは特に素晴しい曲と思う。この曲は、CristinaのAriola盤のラストにも収録されているがそちらもCristovao Bastosのストリングアレンジも見事な好演。



Antonio Adolfo & No em Pingo D'Agua / Joao Pernambuco
Brasil : Choro
Mario SeveらのプログレショーロバンドNo em Pingo D'AguaにピアノのAntonio AdolfoとバンドリンのPedro Amorimが加わったJoao Pernanbu作品集。Joao Pernanbuの作品といえば、ギター曲として世界的なスタンダードにもなっているSons de carrilhoesなどが有名。アコースティックスイングのような曲があったりもするが正調ショーロ指向の作品。ビアノから始まるSons de carrilhoesのアレンジもバンドリン、フルートが絶妙に配されたさすがNo em Pingo D'Agua という感じの見事な構成。

2008年3月6日木曜日

#100 Pixinguinha


Benedito Lacerda e Pixinguinha / Benedito Lacerda e Pixinguinha
Brasil : Choro
Pixinguinhaのサックスが対旋律に乗って名手Benedito Lacerdaのフルートが奏でるショーロの金字塔。2つの楽器の歌いぶりやアンサンブルはブラジル音楽の粋。



Pixinguinha / O jovem Pixinguinha
Brasil : Choro
20代の頃のPixinguinhaのフルート演奏が録音された貴重な音源。Sofres porgue queres, Rosa, Os oito batutas, Lamentos, Carinhosoなどの味わい深い作品が若い頃に作曲されていることが驚きでもある。ヴィオランとのアンサンブルによる演奏はシンプルだが格調高い。Tapa BaracoというBメロとCメロがPagaoと同じ曲などがあったりして考古学的に面白い。

2008年3月5日水曜日

#099 Toninho Ferragutti


Toninho Ferragutti / Sanfonemas
Brasil : MPB, Choro
サンパウロ系のサーフォーナ奏者のソロ作。大部分が自作曲。HermetoばりのForroっぽいけど変拍子入りでエキセントリックな曲など、美しい曲が多数。ProvetaやToninho Carrasqueiraの演奏も聴き応えがある。



Toninho Carrasqueira / Toca Pixinguinha e Pattapio Silva
Brasil : Choro, Classic
Quinteto Villa-Lobosのフルート奏者のソロ作品。前半はピアノにBenjamin Taubkin、アコーディオンにToninho Ferragutti、7弦にEdmilson CapelupiやIsrael de Almeidaなどサンパウロ系のミージシャンをバックにしたPxinguinha集で、前半はゲストの持ち味を十分に引き出した魅力的なアレンジにより美しいヴィヴラートのフルートが映える。後半はオーケストラをバックにした殆どクラッシク作品のようなPattapio Silva集。

2008年3月4日火曜日

#098 Quinteto Villa-Lobos


Quinteto Villa-Lobos / Convida
Brasil : Choro, MPB
フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンの5重奏団による作品。フルートはToninho Carrasqueira、クラリネットはPaulo Sergio Santos。Marco Pereira, Gilson Peranzzetta, Joyce, Ginga< Agua de Moringaとの共演集。Marco Pereiraの作品は元から管楽器曲であるかの様だし、Gilson Peranzzettaの作品は少し大仰になっているけどそれなりに良いし、Joyceはカラミづらいかと思いきやそれなりになっているし、Guingaは全く普通にGuingaっぽいし、Agua de Moringaの2曲の選曲もアンサンブルも素晴しい。



Deo Rian / Gotas de ouro
Brasil : Choro
Quinteto Villa-Lobosとの共演によるErnesto Nazareth集の2in1。1枚目はPaulo Sergio SantosもToninho Carrasqueiraも参加前の5重奏団。2枚目はPaulo Sergio Santos加入後のもの。Jacobの演奏で馴染みのある曲もDeo Rianの端正なゆったりとした演奏が美しい。

2008年3月3日月曜日

#097 Benjamim Taubkin


Benjamim Taubkin / A terra e o espaco aberto
Brasil : Jazz
ビアニストのBenjamim Taubkinのソロ作。フルートのToninho Carrasqueira、ヴィオラのLuis Coimbra、パーカションのMarcos Suzanoらとオーガニックでクリアーな音空間が構築されている。ピアノとフルートやチャランゴのユニゾンパートのエコーのかかった涼しげな響きが心地よい。



Zizi Possi / Valsa brasileira
Brasil : MPB
Benjamim TaubkinとJetherという2人のピアニストと、GuelloというパーカッショニストをバックにZizi PossiがMPB, Samba, Choroの有名曲を歌った作品。クレジットが不明だが数曲入るクラリネットも流麗。Ziziの歌も柔軟性があって素晴しい。

2008年3月2日日曜日

#096 Isaias e Israel de Almeida


Moderna Tradicao / Moderna Tradicao
Brasil : Choro
サンパウロのショラォン、バンドリンIsaiasと7弦のIsraelにクラリネットにProveta、ピアノにBenjamin Taubkinを配したキンテートによるショーロ作品。細かいフレージングが美しいIsaiasのバンドリンにProvetaのクラリネットが絡み合う絶品の作品。JacobのVibracoesやPerolasなんて特に素晴しい。
Taubkinの少しJazzっぽいニュアンスを出す箇所や、ピアノのヴィアランの絡みなどもタイトル通りにモダンな雰囲気があって良い。



Isaias e seus Choroes / Pe na cadeira
Brasil : Choro
80年ころに録音された作品。Epoca de Ouroを彷彿とさせる正調ショーロの名作。Isaiasのバンドリンも良く歌っているし、Israelのバイショリーニョも格調高い。