2008年4月29日火曜日

#142 Naomi Kumamoto


Naomi Kumamoto / Naomi vai pro Rio
Brasil : Choro
Acariレーベルによる熊本尚美さんのソロ作。自作曲中心でちょうど前出のAlvaro Carrilhoの作品同様に客演の演奏者とのアンサンブルを活かしたとても上質な作品。Provetaのクラリネットがたくさん聴けるし、最近のソロ作も素晴しかったEduardo Nevesのサックスが聴けたりもする。熊本さんの演奏も余裕があって非常に良い感じ。Pedro Amorimのヴィオランテノールとのミディアムテンポの曲なんて素晴しい。



Ze de Elias / O choro fororrozado
Brasil : Choro
同じくAcariレーベルからのアコーディオン奏者の自作集。フォホーと記されている曲もマシーシっぽく演奏されているのでショーロ作品ある。ジャケットに写っている年代ものの中々に味のある良い音のするアコーディオンの演奏は一部の曲でしか聴けないの少し残念ではある。ショーロはキーも色々あるし半音が多いのでクロマチックの楽器で弾くのは難しいのです。代わりにToninho Carrasqueiraのフルートが活躍している。Acariレーベルにしては珍しくHamilton de Holandaが参加しているが、空気を読んでか比較的普通に弾いている。7弦のRogerio Caetanoも数曲参加している。

2008年4月28日月曜日

#141 Alvaro Carrilho


Alvaro Carrilho / Alvaro Carrilho
Brasil : Choro
Acariレーベルの最初のCDは、レーベルオーナーのMauricioの父の作品集。Amorimのテナーギター、バンドリンや、Paulo Sergio Santosのクラリネットなど客演陣の演奏も充実していて、フルートだけでなくアンサンブル全体のバランスで聴かせる。Joel Nascimentoのバンドリンも素晴しい。Pedro Pedrinhoがバンデイロで入っていたりする。音楽が本来持っているマチュアイズムに基づく楽しさを体現した快作。



Lisa Ono / Menina
Japan : MPB
小野リサさんの比較的初期の作品で私のお気に入り。このCDの中でRoda de choroという曲は、Altamiroのフルート、Mauricioの6弦、Luis Otavio Bragaの7弦、Lucianaのカバッコ、Beto Cazesのパンデイロによるとても美しい曲。このCDの曲のライブは映像化されていて、残念ながらRoda de choroは収録されていないが、とても良い内容。

2008年4月27日日曜日

#140 Altamiro Carrilho


Altamiro Carrilho / Rio antigo
Altamiro Carrilho / Choros imortais
Brasil : Brass, Choro
Copacabana音源の2in1。前半がブラバンもので、後半が正調ショーロもの。Rio Antigoは、タイトル曲など主題が短調の曲が妙にウキウキするのがブラジル的でもある。2曲目のヴァルサも短調主題でかなり良い。日本的にはジンタのような曲でもある。後半のショーロ集は、Doce de cocoをはじめとする定番曲を得意の流麗な奏法で一気に聴かせる。



Altamiro Carrilho e Carlos Poyares / Pxinguinha, de novo
Brasil : Choro
Pixinguinhaの未発表作品集。Salto do grilo, Um choro para ElizethなどEvandroのPixinguinha集の影響でが日本では定番の曲も含まれる。同じくEvandroのPixinguinha集にも収録されているDesencantoやSrrabulhoなどのショーロも非常に良い曲である。ブラジルを代表する2人のフルート奏者による演奏であり、合奏曲もソロ曲もショーロ的な慣用フレーズ満載で楽しい。題材の良さも含めて最高級のショーロ作品である。

2008年4月26日土曜日

#139 Yuka Kido


Yuka Kido / Casa
Japan : MPB
フルート奏者の城戸有果さんの自作曲集、北東部、ミナス、サンバ、ボッサなど様々なブラジルフレーバーが絶妙にミックスされた非常に素晴しい作品。笹子さん、岡部さん、八尋さんを中心とする演奏もブラジル音楽の多彩さを体現しているような素晴しい演奏。秋岡さん、向井滋春さんら客演がカラフルさを加えている。リラックスした雰囲気も良い。



Yuka Kido / Refined
Japan : Jazz
おそらく初リーダー作の北欧ジャズ作品。1992年録音ながら今聴くとかえって新鮮だったりする。

#138 いずみたく


いずみたく / いずみたく作品集
Japan : J-POP
いずみたくさんの作品集。2枚組み全51曲の豪華版。Disc-1は世界は二人のために、恋の季節、太陽がくれた季節、夜明けのスキャット、いいじゃないの幸せならば、と続きラストは見上げてごらん夜の星を。Disc-2は、ゲゲゲの鬼太郎、アンパンマン、モーレツア太郎などのアニメ曲から、チョコレートは明治、伊東に行くならハトヤなどCM曲が続く。超絶に濃い内容。イラストは小島麻由美さん。



小島麻由美 / Me and my monkey on the moon
Japan : J-POP
天才、小島麻由美さんのベスト盤。ショートケーキのサンバは問答無用の名曲。

2008年4月24日木曜日

#137 Mutsuru Inoue


Mitsuru Inoue / Choro suite da floresta
Japan : Choro
井上みつるさんの森に住む様々な昆虫をテーマにした作品集。なので演歌調の色恋沙汰の曲は無く、楽しげな楽曲ばかりが収められている。ソロはみつるさんのカバッコの他に石井幸枝さんおフルートと小林修さんのアコーディオンで、バックアップは阿部さんの7弦、田嶌さんの6弦、栗山さんのパンデイロで、優しくて柔らかな演奏になっている。ジャケットの熊の座があるような大木の森があるような深い自然の澄んだ空気感がある。



Sonorosa / Convite
Japan : MPB
井上みつるさんと歌手のジョリアさんのユニットのMPB作品。ジュリアさんの歌は中々堂々とした感じで、Sergio BittencoutのNaquela Mesa、Paulo da Portela/Monarcoなど選曲も渋いし、素晴しい歌唱が聴ける。いずみたく作のゲゲゲの鬼太郎のポルトガル語バージョンはヴィウマさんの作詞によるもの。

2008年4月22日火曜日

#136 Cristina Azuma


Cristina Azuma / No Palacio de la Guitarra
Brasil : Choro
茨城県のギター文化会館で録音されたギターソロ作品。井上みつるさんのエンジニアリングによるホール全体が共鳴するようなナチュラルエコーの音質が秀逸。一音づつが慈しむように紡ぎだされた美しい演奏が連なる。ジャケット写真のギターを抱く様子から感じられるイメージのよう。Jacob do BandolimのMigalhas de amorやBaden PowellのPoema dos olhos da amadaなどブラジルのポピュラー音楽の演奏の絶品。所有しているギターアルバムの中で最も美しい作品。



Cristina Azuma / Contatos
Brasil : Classic
Paulo Bellinatiらの製作によるGuitar Solo Projectの作品。タイトル曲はPaulo Bellinati作の組曲。上述のアルバムと重複する曲が多い。中欧の舞曲のような作品での演奏から発せられるプリミティブなエネルギーはこの人の特質感じる。

2008年4月21日月曜日

#135 Paulo Bellinati


Paulo Bellinati / Serenata
Brasil : Choro
ギター大国ブラジルにあって最も端正な演奏をすると言われるPaulo Bellinatiのソロ演奏にショーロ、ヴィルサ集。半数が自作曲で、JobimやRadames、Delimando Reisの作品などを含む。タイトル曲はLaurindo Almeidaの作品。全体的にタイトル通りのロマンチックな曲想が多くて聴きやすい。



Paulo Bellinati / Guitares du Brasil
Brasil : MPB
自作曲をヴィオランの他、ヴィオラカイピーリャ、カヴァキーニョ、ヴィオランテノールなど様々な弦楽器で演奏した作品。Serenataの方のCDにも収録されているUm amor de valsaのヴィオランセレスタなど非常に良い。

2008年4月20日日曜日

#134 Noriko Yamamoto


Noriko Yamamoto / Anel de Capim
Japan : MPB
山本のりこさんのセカンドアルバムです。1曲目のAnel de Capimは、Lo BorgesやMilton Nascimentoなどのミナス系の名曲に並ぶような傑作です。ホーンをエレクトリックな感じにした今風MPBや、リズミカルな韻のボッサなど他の自作曲も良いし、Carlos LyraやDorival Caymmiなどのカバーの歌いまわしも良いし、Amapolaのカバーも単にボサノヴァっぽくしてみましたのとは次元の違う良さがある。



Noriko Yamamoto / Calor
Japan : MPB
海のジャケットと言えばWanda SaのVagamenteが有名だが、山本のりこさんのこのファーストは、かなりのヴァガメンチな感じで安らぎます。クラーベを使ったちょっぴりIsabelle Antenaな感じを入れたりし、チェロやフルートの使い方などもお洒落だったりもする。

2008年4月18日金曜日

#133 Rosa Roxa


Rosa Roxa / Nosso Choro
Japan : Choro
3人の腕利きのソリスタを擁する強力ショーロバンド。大道寺さんのメローなショーロ作品Lucianaから始まるバラエティーに富んだ内容。Lamentoなどの定番曲も素晴しいアレンジで決めている。山本のりこさんの歌うNoel Rosa作品のグルーヴ感なども最高。各曲での中沼さんのフレージングも素晴しい。Evandroの日本録音作品へのリスペクトが感じられる選曲も良い。



Rosa Roxa / Rosa Roxa plays
Japan : Choro
Rosa Roxaのセカンドアルバム。ファーストに続き充実した内容。メンバーの自作曲も各々に良いし、Villa-LobosのTrenzinho CaipiraやBeatlesのIn my lifeなどのカバーも美しい。

2008年4月14日月曜日

#132 Luciana Rabello


Luciana Rabello / Luciana Rabello
Brasil : Choro
PaulinhoやCristinaなどの多くのサンバ作品や多くのショーロ作品でバイプレイヤーとしての録音のあるLucianaのソロ作。大半を占める自作曲の素晴しいし、Evocacao de Jacobの作者Avena de Castro作のNo balanco da LucianaやEpoca de Ouroのカヴァキーニョ奏者でMeu chorinhoなどの名曲の作者でもあるJonasの作品などカバー曲の演奏も素晴しい。この10年の間に製作された中では最高に美しいショーロ作品のように思われる。



Indio do Cavaquinho / Indio do Cavaquinho
Brasil : Choro
Jacobの時代から活躍カヴァキーニョ奏者のソロ作。全曲自作曲の自演集。キャッチーで良い曲が多数収録されている。伴奏のカバッコをLucianaが、ソロをIndioが演奏するフォーマットが多くを占めて、この小さくも愛らしい楽器の魅力が最大限に引き出されている。

2008年4月13日日曜日

#131 Rafael Rabello


Rafael Rabello / Rafael Rabello
Brasil : Choro
Rafaelの1988年録音の最高傑作。超絶っぽい演奏はO voo da mascaくらいで、Desvairadaを含むGaroto作品もどちらかと言うと叙情的な演奏が堪能できる。Joao PernambucoやNazarethの曲などいつになくシンプルな演奏が映える。DinoとのAinda me recordoの息の合ったアンサンブルも絶妙。Chiquinhoのアコーディオンが参加する



Raphael Rabello / Cry, my guitar
Brasil : Choro
米国サンフランシスコのGSP:Guitar Solo Projectに残された1994年のラストレコーディング。自作曲を中心に鬼気迫るような超絶演奏と情感溢れる演奏が適度にブレンドされた。出だしのAinda me recordoからCanhoto da Paraiba作のTua imagemとつながるあたりや、Garoto作のLamentos do morroから自作曲のSete cordasと続くあたりなど感動的な構成。

2008年4月11日金曜日

#130 Amelia Rabello


Amelia Rabello / Amelia Rabello
Brasil : MPB
数々の名作を生み出したIvan LinsのVelasレーベル最初の作品。Paulinho直系の洗練されたショーロ~サンバ~MPBが堪能できる。Ameliaのシンプルでクリアーな歌いぶりや、Paulinho, Rafael, Luciana, Cristovaoらによるアットホームな雰囲気が心地良い。



Rafael Rabello e Amelia Rabello / Todas as cancoes
Brasil : MPB
Ameliaの歌による弟であり夭折した天才ギタリストRafael Rabelloの作品集。Rafaelの存命中に妹のLucianaなどとの演奏によるライブ音源や、新星堂のOmagatokiレーベルからリリースされている日本製作の作品と、死後Mauricio Carrilhoらによる演奏がまとめられている。全編に親密な空気感がある。

2008年4月10日木曜日

#129 Cristvao Bastos


Cristovao Bastos / Avenida Brasil
Brasil : MPB
Paulinhoなど多くのMPB、ショーロ、サンバの編曲、製作、演奏に関わるピアニストのソロ作。Songbookから発行されているショーロの楽譜集に収録されているOs tres choroesなどを含む。プロデュースはそのAlmir Chediak。Joao LiraとMarcos Pereiraの2本のヴィオラカイピーラが入る曲や、PaulinhoとLucianaのカバッコによる曲、もちろん少しだけだがAmelia Rabelloのヴォーカルの入る曲もあり、全編スペクタクルな内容となっている。Ze Nogueiraのサックスも良い。



No em Pingo D'Agua e Cristocao Bastos / Domingo na geral
Brasil : Choro
No em Pingo D'Aguaとの作品。同じくショーロ楽譜集に収録のCristovao作品Amigo Bandolimや、Paulinhoの自伝映画でも印象的に使用されているPaulinho作の名曲Um sarau para Rafaelなどが収録されている。No em Pingo D'Agua特有のサンバベースの推進力溢れるリズム感が心地良い。

2008年4月9日水曜日

#128 No em Pingo D'Agua


No em Pingo D'Agua / No na garganta
Brasil : MPB
Mario Seve率いるスーパーバンドの4作目。実はこの作品の良さが暫く分からなかったのだが、例えばWeather Reportの後に聴くとスムーズなリズムの流れと洗練されたアンサンブルの素晴しさが見えてきたりする。ジャズ的な音であってもジャズ的なイディオムが引用されることはなくあくまでブラジル的なのも良い。



No em Pingo D'Agua / Receita de samba
Brasil : MPB
1作目にあたるJacob do Bamdolim作品集。この当時はCelsinhoの他にもパーカッションが入っているのが4作目との違い。エレキベース奏者も違うがサウンド的には一貫している。この作品も最初は何故にJacobがこんな音にと思ったものだが、ショーロでなくジャズだと思えば非常に良く聴こえるのであった。4作目に比べると音的には若干素朴であったりもする。

2008年4月8日火曜日

#127 Ze Nogueira


Ze Nogueira / Disfarca e chora
Brasil : Choro, Jazz
多くのMPB作品の製作、編曲、演奏を手がけるサックス奏者のソロ作。Andrea Ernest Dias, Cristovao Bastos, Leandro Braga, Luciana Robello, Marcal, Marco Pereira, Marcos Suzano, Mauricio Carrilho, Paulo Sergio Santos, Pedro Amorim, Ricardo Silveiraなどなど充実のメンバーによる稀に見る美しい作品。基本的にショーロ風の曲が多いが、Moacir Santos作品はそれなりのアレンジの曲もある。例えば、K-XimbinhoのSonorosoなどVittor SantosのトロンボーントとMarco Pereiraのヴィオランのソロやオブリガート交換や、Jacobのヴィオランテナー曲NostalgiaでのPedro Amorimの演奏などゲスト陣の演奏やGuinga作品の美しさも秀逸。タイトル曲はCartola作品のジャズサンバ。



Moacir Santos / Choros & alegria
Brasil : Jazz
近年、再評価が高まるMoacir Santosの作品集。Ze NogueiraとMario Adnetのプロデュースによる。サックスだけでもZe Nogueira, Nair Proveta, Marcelo Santos, Teco Cardosoと、とにかく豪華なブラジリアン・ビッグバンド・ジャズの最高傑作。

2008年4月7日月曜日

#126 Cristina Braga


Cristina Braga / Espelho d'agua
Brasil : New Age
多くのMPB作品のクラジットでも見かけるブラジル人ハープ奏者のソロ作。Maire BrennanかEnyaのようなハープとエレクトリックとエコーがかったヴォーカル多重録音による所謂New Age musicが展開される。Maireぼどループがきつくなく、Enyaほどヴォーカルが重くなく、ハープの音が際立って聴こえ、清涼なイメージが広がる。



Cristina Braga e Marcus Llerena / Aliancas
Brasil : Classic, Contemporary
ハープとギターによるヨーロッパと南米の作曲家の作品を取り混ぜたバロック~現代音楽作品。

2008年4月6日日曜日

#125 Leandro Braga


Leandro Braga / Pe na cozinha
Brasil : MPB, Jazz
セッションミュージシャン、アレンジャー、プロデユーサーとして多くのMPB作品に参加しているピアニストのソロ作。独特の上昇感のある楽曲と演奏が堪能できる。



Leandfo Braga / A musica de Chiquinha Gonzaga
Brasil : MPB, Jazz
ショーロ黎明期の女流作曲家の作品集。その波乱の生涯を描いたドラマが放映されていた頃に制作された作品。比較的硬い内容の多いこの手の作品集が多い中、良い意味でポップな仕上がりとなっている。ラストのトリビュート曲も非常に美しいバラード作品。

2008年4月5日土曜日

#124 Ary Barroso


Various Songbook Ary Barroso vol.1
Brasil : MPB
Almir ChediakのSongbookシリーズのAry Barroso集全3巻のうちの一枚。Joao Bosco+Daniala MercuryのNo tabuleiro da Baiana、Elsa Soares+Aquarela CariocaのE luxo so、Ney Matogrosso+DinoのAs tres lagrimasなど組み合わせの妙が楽しめる。中でもO Trio+Leandro BragaによるショーロのスタンダードChorandoのピュアな演奏が秀逸。



Elizeth Cardoso / Ary Amoroso
Brasil : MPB
Gilson Peranzzetta, Rafael, Mauricio CarrilhoらをバックアップによるAry Barroso集。至極美的な演奏とElizethの威風堂々とした歌唱が素晴しい。

2008年4月3日木曜日

#123 Radames Gnattali


Radames Gnattali / Radames Gnattali
Brasil : Choro
Jobim作のMeu amigo Radamesの返歌Meu amigo tom Jobim、Paulino作のSarau para Radamesの返歌Obrigado, Paulinho、Radames作のCapibaribeの返歌Um choro para Radamesなどが収められた作品。RadamesとJobimのビアノの他、Chiquinhoのアコーディオン、Ze Menezesのエレキ(たぶんバンドリンも)、Paulinhoのカバッコと異色の組み合わせも面白い。特にCapiba作のUm choro para Radamesは曲、演奏共に非常に良い。



Radames Gnattali & Rafael Rabello / Tributo a Garoto
Brasil : Choro
RadamesのピアノとRafaelのヴィオラン・セチのデュオによるGatoro集。ピアノもヴィオランも良く歌っていて中々に良い作品。お洒落なフレージングの変奏も堪能できる。

2008年4月1日火曜日

#122 Chiquinho do Acordeon


Chiquinho do Acordeon / Chiquinho do Acordeon
Brasil : Choro
数々のショーロの録音でバイプレーヤーとして演奏しているアコーディオン奏者の1950年代の録音集。メロディの良さを活かした歌もの的な演奏が楽しめる。



Radames Gnattali / Retratos
Brasil : Choro
JacobのためにRadamesが書いた作品として有名なショーロの大作曲家をテーマにした組曲をChiquinhoのアコーデオンのフィーチャーしてRafaelがプロデュースした作品。その他にもHenrique CazesのOrquestra de Cordas Brasileirasとの演奏によるRadames作品が収められている。ここではピアソラのタンゴのようなクラシカルな演奏が楽しめる。